-エネルギーと+エネルギー
金曜日に行われた県大会の抽選の結果、榎原中は初戦で宮崎西中と対戦することが決まりました。宮崎西中は、これまでもずっと練習試合等でお世話になっており、大会でも過去3回対戦しています。県選抜監督のH先生の指導の下で、激戦区宮崎市の1位という強豪ではありますが、どちらにせよシード校を破らなければ先はありませんので、余計なことを考えずに初戦にすべてをぶつけることができるということは大きなプラスになると思います。②の手術も無事終了し、なんとか本番に間に合うように本人も努力をしているので、あとは24日(金)の13時40分に100%の状態で臨むためにベストを尽くしたいと思います。
そんなこれまで鍛え上げてきたチーム全員の人間力が大きく試される状況であるはずのこの時期に、榎原中男子バレー部は、私が赴任して以来初の部活動停止になりました。直接の原因は1人の生徒の行動ですが、それをきっかけにいろいろと話を聞いてみると、1年生を中心に陰で人の嫌がることを言ったり、言うことを素直に聞かなかったり、ちょっかいを出したりと多くのトラブルが起きていました。
私が見ていない時間や場所でこのようなことが起きていたということを知って、自分の指導力のなさを痛感しているところです。榎原中の教育目標は“心豊かで 自ら学ぶ力を身につけ たくましく生きる生徒の育成”です。その中でも私たち職員は、最初の“心豊かで”という部分を特に大事に考えて指導しています。しかし、これまでずっと指導してきたつもりであったその“心”の部分が育っていなかったという事実に非常に失望しています。
1年生は別に不真面目というわけではないのですが、小学校6年生の時の気持ちが抜けていなくて、先輩への話し方や態度が横着だったり、すぐに手を抜いたり、楽なことしかしなかったりと、基本的なことができていない生徒がいます。そこをしっかりと教えていくのが、先輩としての2・3年生の役割なのですが、良い意味でも悪い意味でも優しい彼らは、そのようなことを毅然とした態度で指導することができません。部活動以外でも様々な場面で伝えてきたつもりだったのですが、1年生はもとより、2・3年生にも残念ながらあまり伝わっていなかったということなのでしょう。
このようないわゆる許されざる行為は、チームにマイナスエネルギーをためていきます。その結果、そのマイナスエネルギーがたまった時になんらかの大きなトラブルが起きてしまいます。しかも、このようなトラブルは、一番大切な時期に起きたり、マイナスエネルギーを出していない、いつも真面目に頑張っている人に起きることがほとんどです。榎原中でいえば、これまでのマイナスエネルギーがたまって一番頑張ってきた②が骨折したり、県大会を間近にひかえた一番大切な時期に今回のようなこと起きたりしてしまったのでしょう。
これはプレー面でも同じです。落ち込んだり、うつむいたり、サボったり、指示を無視したり、イライラしたり、文句を言ったりというようなことをしているとマイナスエネルギーがたまってしまい、普段しないようなお見合いなどのありえないミスを引き起こしたり、相手のなんでもないプレーが失点につながったり、普段なら必ず決まるような攻撃が相手のファインプレーにあったりということが起きてしまいます。逆に、笑顔でプレーしたり、声を出したり、励まし合ったり、喜んだりと、やるべきことをしっかりとやってれていればプラスエネルギーがたまっていき、先ほどとは逆のことが自分のチームに起こるはずです。このような場面を精神面がまだまだ未熟な中学生の試合では本当によく見かけます。相手チームを上回るバレーの技術(技)や、体格や運動神経(体)がない榎原中は、この心技体のうち、“心”の部分で相手を大きく上回らなければいけないということは、これまでずっと口を酸っぱくして伝えてきたことです。
本来であれば県大会に出場する資格がないチームですが、県大会に向けて苦しい道のりを経験することを通して人間力が高まることを信じて、粘り強く指導するしかないと思います。この県大会に参加するにあたって、様々な方々にたくさんの協力を頂いています。私たちはその気持ちに必ず答えなければなりません。このような過ちを2度と繰り返さないように、私を含めて十分に反省し、このようなことを絶対に許さない雰囲気を全員で作り上げていきたいと思います。
そんなこれまで鍛え上げてきたチーム全員の人間力が大きく試される状況であるはずのこの時期に、榎原中男子バレー部は、私が赴任して以来初の部活動停止になりました。直接の原因は1人の生徒の行動ですが、それをきっかけにいろいろと話を聞いてみると、1年生を中心に陰で人の嫌がることを言ったり、言うことを素直に聞かなかったり、ちょっかいを出したりと多くのトラブルが起きていました。
私が見ていない時間や場所でこのようなことが起きていたということを知って、自分の指導力のなさを痛感しているところです。榎原中の教育目標は“心豊かで 自ら学ぶ力を身につけ たくましく生きる生徒の育成”です。その中でも私たち職員は、最初の“心豊かで”という部分を特に大事に考えて指導しています。しかし、これまでずっと指導してきたつもりであったその“心”の部分が育っていなかったという事実に非常に失望しています。
1年生は別に不真面目というわけではないのですが、小学校6年生の時の気持ちが抜けていなくて、先輩への話し方や態度が横着だったり、すぐに手を抜いたり、楽なことしかしなかったりと、基本的なことができていない生徒がいます。そこをしっかりと教えていくのが、先輩としての2・3年生の役割なのですが、良い意味でも悪い意味でも優しい彼らは、そのようなことを毅然とした態度で指導することができません。部活動以外でも様々な場面で伝えてきたつもりだったのですが、1年生はもとより、2・3年生にも残念ながらあまり伝わっていなかったということなのでしょう。
このようないわゆる許されざる行為は、チームにマイナスエネルギーをためていきます。その結果、そのマイナスエネルギーがたまった時になんらかの大きなトラブルが起きてしまいます。しかも、このようなトラブルは、一番大切な時期に起きたり、マイナスエネルギーを出していない、いつも真面目に頑張っている人に起きることがほとんどです。榎原中でいえば、これまでのマイナスエネルギーがたまって一番頑張ってきた②が骨折したり、県大会を間近にひかえた一番大切な時期に今回のようなこと起きたりしてしまったのでしょう。
これはプレー面でも同じです。落ち込んだり、うつむいたり、サボったり、指示を無視したり、イライラしたり、文句を言ったりというようなことをしているとマイナスエネルギーがたまってしまい、普段しないようなお見合いなどのありえないミスを引き起こしたり、相手のなんでもないプレーが失点につながったり、普段なら必ず決まるような攻撃が相手のファインプレーにあったりということが起きてしまいます。逆に、笑顔でプレーしたり、声を出したり、励まし合ったり、喜んだりと、やるべきことをしっかりとやってれていればプラスエネルギーがたまっていき、先ほどとは逆のことが自分のチームに起こるはずです。このような場面を精神面がまだまだ未熟な中学生の試合では本当によく見かけます。相手チームを上回るバレーの技術(技)や、体格や運動神経(体)がない榎原中は、この心技体のうち、“心”の部分で相手を大きく上回らなければいけないということは、これまでずっと口を酸っぱくして伝えてきたことです。
本来であれば県大会に出場する資格がないチームですが、県大会に向けて苦しい道のりを経験することを通して人間力が高まることを信じて、粘り強く指導するしかないと思います。この県大会に参加するにあたって、様々な方々にたくさんの協力を頂いています。私たちはその気持ちに必ず答えなければなりません。このような過ちを2度と繰り返さないように、私を含めて十分に反省し、このようなことを絶対に許さない雰囲気を全員で作り上げていきたいと思います。