部活動

第46回串間市協会長旗争奪中学生新人バレーボール大会

 3月5日は第46回串間市協会長旗争奪中学生新人バレーボール大会に参加させていただきました。結果は以下の通りです。

 予選リーグ
 榎原中 2(25-13,25-14)0 吾平中
 榎原中 2(25-20,25-14)0 第一鹿屋中
 決勝トーナメント1回戦
 榎原中 2(17-25,30-28,29-27)1 木花中
 準決勝
 榎原中 2(25-12,22-25,25-12)1 大崎中
 決勝
 榎原中 0(18-25,23-25)2 鹿屋東中

 というわけで、準優勝という結果でした。今回の大会はレギュラーメンバーがインフルエンザ罹患のため参加できず、6名での戦いとなりました。また、榎原中も水曜日午後から臨時休業ということで、前日に少し調整をして大会に臨みました。
 予選は急増フォーメーションに若干戸惑っていたものの、なんとか1位で突破し、1回戦の木花中戦に臨みました。1セット目はまるでいいところなく敗れ、その後フォーメーションの修正をして、2・3セットは激しいデュースの攻防を制すことができました。
 しかし、準決勝では、スコアが示すとおり、第2セットに出だしからミス連発で追い上げたものの追いつかず、フルセットでからくも勝利するという最悪な試合をしてしまいました。結局、決勝では、優勝候補の宇都中に素晴らしいゲームで競り勝った鹿屋東中に敗れてしまいました。
 この日の試合が終わったのが7時くらいで、一日で全12セット、そして木花中戦では30-28、29-27という試合をしていた榎原中は、結局準決勝での気の緩みが響き、最後はエースが消耗しきって敗れました。
 この大会は、もともと感謝の気持ちを試合で表現するというテーマで、
何が何でも優勝するという強い気持ちで臨んでいるはずでした。しかし、前提として7名全員がそろうことができず、残りの6名でその分までしっかりとカバーしなければなりませんでした。にもかかわらず、ゲームの中では要所要所で個人プレーが連発していました。チームのために、支えてくださっている皆さんのためにという“戮力協心!!”がまだまだ足りていないということを感じさせられた一日となりました。

 そんな中、この大会での収穫としては、エースがかなりエースらしくなったことです。積極的なレシーブから、苦しい場面、厳しい状況でも最後まで攻め続けることができていました。身体的には限界に達していたとは思いますが、彼の気持ちを強く感じることができた一日でした。また、キャプテンも気持ちを切らさず必死にチームを支え、課題であったサーブでもしっかりと攻めることができていました。この2名については、JA杯での経験をしっかりと活かすことができていたと思います。
 他の選手については、いつも通りのプレーでした。特にセッターには、チームを落ち着かせる冷静な状況判断や、チームを勇気づける強気のプレー、ツー無の士気を上げる積極的なコミュニケーションなど、より高いレベルのプレーを求めています。チーム結成当初、このチームが目標である全国大会に出場するためには、最低でもエースとレシーバーとセッターは県トップの選手にならなければならないと伝えてあります。エースとレシーバーはそれにかなり近づいてきています。セッターも技術的には県トップの力をもっていますが、まだコートの中での表現力が十分ではありません。
 しかし、この3名が県トップの選手になったとしても、結局は残りの4名の成長が鍵になってきます。しかし、4名とも県レベルにすらほど遠い状況です。特に2年生の2名については、残り3ヶ月で心技体すべての面で今の倍、いや3倍以上は成長をしなくては目標を達成することはできません。
 
 今週はお別れ大会で3年生との最後の試合があります。3年生と最後のプレーをする中で、もう一度これまでやってきたことを思い出し、3年生から学んだことをしっかりと引き継いで、さらなる成長をしてくれることを期待しています。