加算
新入生も入学し、いよいよ本格的に平成28年度がスタートしましたが、先週土曜日は早速榎原に宮崎西中・本郷中・妻ヶ丘中に来ていただいて練習試合を行いました。キャプテンはまだプレーができない状況の中、1名欠席だったので、万全でないエースを含めた6名で乗り切らなければならない状態でした。
この日は4チームだったので、午前中は1セットずつの総当たりで行いましたが、本郷中に2敗、宮崎西中に1勝1敗、妻ヶ丘中に1勝でした。2年生・3年生となって初めての朝ですので、とても期待していたのですが、いまいち覇気を感じませんでした。少し気合いを入れた後、選手にはやれることをしっかりとやることと、やろうとしていることにどんどん挑戦することの2点を伝えました。しかし、その後もなかなか自分たちでスイッチを入れて気持ちを高めることができず、案の定、本郷中との1セット目は、先週の最後に25-15で敗北した榎原中相手に闘志を燃やしてくる本郷中と、いつも通りの榎原中の気持ちの差が出て、13-25で何もできないまま終わりました。ここで何を言ってもこれまでと変わらないので、ほとんど自分たちに任せてやらせておきましたが、結果・内容ともいまいちな感じで午前中は終わりました。
午後からは2セット連続の試合形式で行いましたが、しっかりと午前中の反省を生かしたのか、自分たちでいろいろと創意工夫をした結果、6セット全勝でした。大きなテーマは崩さずに、しっかりと自分たちで考えてプレーをし、なおかつ内容と結果をそろえたことは大きな収穫でした。また、エースの⑤が、だましだましではありますが、かなり久しぶりに一日を通して試合に出たこともとても大きな収穫でした。しかし、大事な試合は午前中に行われますので、午前中にこの状態にもっていかなければならないという課題も残りました。
もう少ししたらキャプテンが少しずつ復帰できる状態になります。この1ヶ月間は、チームとしてはとても苦しく厳しい状況でしたが、キャプテンの穴を埋めるべく、他の7名が力を合わせてよく乗り切りました。この間に経験できたことは、夏を勝ち抜く上でとても大きなものとなるはずです。
中でもエースの故障もあり、今までは3番手のスパイカーだった④は、急遽1枚エースとなった結果、すべてのボールに対して責任をもって取り組み、技術的にも精神的にも驚くほど成長することができました。
また、レシーバーの⑩も、今まではサーブキャッチ4枚のうちの1人だったのが、3枚のうちの1人としてたくさんのサーブレシーブを経験することができました。
そして九州大会でもゲームキャプテンとしてコートに立った③。今まで3年生3人の中で副キャプテンでキャプテンとエースの陰に隠れていた彼も、サーブキャッチの中心としてはもちろんのこと、このゲームキャプテンを経験したことで精神的に大きく成長しました。
また、これまであまり試合に出る機会の無かった⑧と⑨も、九州大会への出場など、数多くの実戦経験を積むことができました。
そしてエースの⑤も、無理をせず、少しはコンディションを整えることができたことと、コートの外から客観的にチームのプレーを見ることができたことは大きな経験になったはずです。
このキャプテン以外の7名の大きな成長がチームにとってそのままプラスになるかどうか。今までの戦力にそのまま①の力がプラスになれば、本当に目標である全国大会で榎原バレーを披露することが現実味を帯びてきます。しかし、そんな簡単な足し算にはならないのが中学生です。すぐにバランス良くチームがまとまるとは思えませんが、少しでも早く8名が完全に混ざり合った状態になることができるように、すべての場面でコミュニケーション能力を高め、“心”が繋がった状態になってくれることを期待しています。
この日は4チームだったので、午前中は1セットずつの総当たりで行いましたが、本郷中に2敗、宮崎西中に1勝1敗、妻ヶ丘中に1勝でした。2年生・3年生となって初めての朝ですので、とても期待していたのですが、いまいち覇気を感じませんでした。少し気合いを入れた後、選手にはやれることをしっかりとやることと、やろうとしていることにどんどん挑戦することの2点を伝えました。しかし、その後もなかなか自分たちでスイッチを入れて気持ちを高めることができず、案の定、本郷中との1セット目は、先週の最後に25-15で敗北した榎原中相手に闘志を燃やしてくる本郷中と、いつも通りの榎原中の気持ちの差が出て、13-25で何もできないまま終わりました。ここで何を言ってもこれまでと変わらないので、ほとんど自分たちに任せてやらせておきましたが、結果・内容ともいまいちな感じで午前中は終わりました。
午後からは2セット連続の試合形式で行いましたが、しっかりと午前中の反省を生かしたのか、自分たちでいろいろと創意工夫をした結果、6セット全勝でした。大きなテーマは崩さずに、しっかりと自分たちで考えてプレーをし、なおかつ内容と結果をそろえたことは大きな収穫でした。また、エースの⑤が、だましだましではありますが、かなり久しぶりに一日を通して試合に出たこともとても大きな収穫でした。しかし、大事な試合は午前中に行われますので、午前中にこの状態にもっていかなければならないという課題も残りました。
もう少ししたらキャプテンが少しずつ復帰できる状態になります。この1ヶ月間は、チームとしてはとても苦しく厳しい状況でしたが、キャプテンの穴を埋めるべく、他の7名が力を合わせてよく乗り切りました。この間に経験できたことは、夏を勝ち抜く上でとても大きなものとなるはずです。
中でもエースの故障もあり、今までは3番手のスパイカーだった④は、急遽1枚エースとなった結果、すべてのボールに対して責任をもって取り組み、技術的にも精神的にも驚くほど成長することができました。
また、レシーバーの⑩も、今まではサーブキャッチ4枚のうちの1人だったのが、3枚のうちの1人としてたくさんのサーブレシーブを経験することができました。
そして九州大会でもゲームキャプテンとしてコートに立った③。今まで3年生3人の中で副キャプテンでキャプテンとエースの陰に隠れていた彼も、サーブキャッチの中心としてはもちろんのこと、このゲームキャプテンを経験したことで精神的に大きく成長しました。
また、これまであまり試合に出る機会の無かった⑧と⑨も、九州大会への出場など、数多くの実戦経験を積むことができました。
そしてエースの⑤も、無理をせず、少しはコンディションを整えることができたことと、コートの外から客観的にチームのプレーを見ることができたことは大きな経験になったはずです。
このキャプテン以外の7名の大きな成長がチームにとってそのままプラスになるかどうか。今までの戦力にそのまま①の力がプラスになれば、本当に目標である全国大会で榎原バレーを披露することが現実味を帯びてきます。しかし、そんな簡単な足し算にはならないのが中学生です。すぐにバランス良くチームがまとまるとは思えませんが、少しでも早く8名が完全に混ざり合った状態になることができるように、すべての場面でコミュニケーション能力を高め、“心”が繋がった状態になってくれることを期待しています。