第66回宮崎県中学校総合体育大会
7月24日~26日の3日間、宮崎県体育館にて第66回宮崎県中学校総合体育大会が開催されました。結果は以下の通りです。
榎原中 1(21-25,25-22,18-25)2 宮崎西中
榎原中は初日の第1試合に向け、午前中は榎原中の前校長であるK校長の計らいで、宮崎北中学校で練習をさせていただきました。北中には前姫城中顧問のY先生や、前広瀬中顧問のT先生もいらっしゃって、いろいろ昔話をしながら、リラックスした状態でいつも通りに練習をすることができました。その後、12時には県体育館に出発し、13時からの設定練習を終え、いよいよ運命の13時40分を迎えました。
この大会で最大の悩みどころは、骨折している②をどのように起用するかということでした。先週のうちに目処が立っていれば、今大会でもスタメンで起用することができたのですが、火曜日に医者には止められているものの、ぎりぎりプレーをする目処が立った状態でした。なんとか前日にスパイクを打って、当日にブロックを軽くするのみの調整ではありましたが、それでも代わりに出ていた③よりは、②のほうが力としては十分計算できる状況でした。しかし、これまでも②の代わりに出ていた③で県内外の強豪と十分互角に渡り合ってきたので、その雰囲気を大事にしたく、スタートは③でいくという決断をしました。
第1セットは序盤に1-4、4-10と点差を広げられ、その後最大9-16まで離されました。なんとか気持ちを保ちつつ②の途中交代や粘りのバレーでなんとか点差を縮めましたが、21-25で取られてしまいました。しかし、少しこちらのミスが多いだけで、作戦通りにプレーをして相手の攻撃はおさえていたので、第2セットに向けて気持ちを切り換えて、臨みました。
第2セットも、2-5、4-8と出だしでつまずいたのですが、なんとか踏ん張り中盤まで食らいついていきました。15-15で追いついたあとは、第1セットからのねらいが徐々に効き始め、相手のミスを引き出すことができるようになってきました。序盤でエースの⑤が足を痛めるというアクシデントはあったものの、最後まで集中を切らすことなく、25-22で取り返すことができました。
第3セットの出だしは、2セット目の勢いそのままに、5-3とリードしてスタートしました。これは良い展開だと思っていたのもつかのま、サーブからまさかの8連続失点を喫してあっという間に点差を開かれてしまいました。そして、中盤で⑤がついに立てない状況になり、メンバーチェンジでベンチに下がって万事休す。しかし、通常ならもうあきらめてしまうこの絶望的な状況にも、これまで何度も厳しい状況を経験してきた選手達は、最後まで必死に戦い抜きました。最後はブロックでなんとか取ったワンタッチを、最後にメンバーチェンジでコートに立った⑤がなりふり構わずに飛び込みましたが、ボールは落ちてしまい、18-25で敗れ、榎原中の全国への道は終わりを告げました。
結局県大会は三股中が優勝、本庄中が準優勝、3位が宮崎西中、4位が日向学院中と秋の中体連と変わらない結果でした。結果を見てみる限りでは、この4校とフルセットに持ち込んだ沖水中、三松中、榎原中と、姫城中や木花中がこの代のベスト8だったのではないでしょうか。ベスト4とベスト8の差を改めて感じた3日間となりました。三股中と本庄中には、夢半ばで敗れた他チームの気持ちを背負って、九州大会で5位以内に入り、ぜひ全国大会に出場してほしいと思います。
当日は榎原中の教職員や保護者の方々はもとより、地域の方々や音楽部の生徒、K前校長、前榎原中男子バレー部顧問のK先生など、たくさんの方々に熱い応援をしていただきました。選手達は本当にベストを出し切ったと思います。負けたのは監督の私の責任で、反省すべき点はたくさんありますが後悔はなく、やれることはやったという思いが強いです。
3年生の3人は、これまで様々な困難を経験しましたが、最後まで仲間を信じて自分を信じて、全員バレーでこの舞台を思いっきり楽しむことができたと思います。“全中に行って旭川動物園に行く”という目標は達成することができませんでしたが、“部活動を通して人間力を高める”という目的は達成できたのではないでしょうか。
部活動を通して学んだことをこれからの人生に生かしてこその経験なので、3人の今後の活躍を期待しています。3年生、本当にお疲れ様でした。
榎原中 1(21-25,25-22,18-25)2 宮崎西中
榎原中は初日の第1試合に向け、午前中は榎原中の前校長であるK校長の計らいで、宮崎北中学校で練習をさせていただきました。北中には前姫城中顧問のY先生や、前広瀬中顧問のT先生もいらっしゃって、いろいろ昔話をしながら、リラックスした状態でいつも通りに練習をすることができました。その後、12時には県体育館に出発し、13時からの設定練習を終え、いよいよ運命の13時40分を迎えました。
この大会で最大の悩みどころは、骨折している②をどのように起用するかということでした。先週のうちに目処が立っていれば、今大会でもスタメンで起用することができたのですが、火曜日に医者には止められているものの、ぎりぎりプレーをする目処が立った状態でした。なんとか前日にスパイクを打って、当日にブロックを軽くするのみの調整ではありましたが、それでも代わりに出ていた③よりは、②のほうが力としては十分計算できる状況でした。しかし、これまでも②の代わりに出ていた③で県内外の強豪と十分互角に渡り合ってきたので、その雰囲気を大事にしたく、スタートは③でいくという決断をしました。
第1セットは序盤に1-4、4-10と点差を広げられ、その後最大9-16まで離されました。なんとか気持ちを保ちつつ②の途中交代や粘りのバレーでなんとか点差を縮めましたが、21-25で取られてしまいました。しかし、少しこちらのミスが多いだけで、作戦通りにプレーをして相手の攻撃はおさえていたので、第2セットに向けて気持ちを切り換えて、臨みました。
第2セットも、2-5、4-8と出だしでつまずいたのですが、なんとか踏ん張り中盤まで食らいついていきました。15-15で追いついたあとは、第1セットからのねらいが徐々に効き始め、相手のミスを引き出すことができるようになってきました。序盤でエースの⑤が足を痛めるというアクシデントはあったものの、最後まで集中を切らすことなく、25-22で取り返すことができました。
第3セットの出だしは、2セット目の勢いそのままに、5-3とリードしてスタートしました。これは良い展開だと思っていたのもつかのま、サーブからまさかの8連続失点を喫してあっという間に点差を開かれてしまいました。そして、中盤で⑤がついに立てない状況になり、メンバーチェンジでベンチに下がって万事休す。しかし、通常ならもうあきらめてしまうこの絶望的な状況にも、これまで何度も厳しい状況を経験してきた選手達は、最後まで必死に戦い抜きました。最後はブロックでなんとか取ったワンタッチを、最後にメンバーチェンジでコートに立った⑤がなりふり構わずに飛び込みましたが、ボールは落ちてしまい、18-25で敗れ、榎原中の全国への道は終わりを告げました。
結局県大会は三股中が優勝、本庄中が準優勝、3位が宮崎西中、4位が日向学院中と秋の中体連と変わらない結果でした。結果を見てみる限りでは、この4校とフルセットに持ち込んだ沖水中、三松中、榎原中と、姫城中や木花中がこの代のベスト8だったのではないでしょうか。ベスト4とベスト8の差を改めて感じた3日間となりました。三股中と本庄中には、夢半ばで敗れた他チームの気持ちを背負って、九州大会で5位以内に入り、ぜひ全国大会に出場してほしいと思います。
当日は榎原中の教職員や保護者の方々はもとより、地域の方々や音楽部の生徒、K前校長、前榎原中男子バレー部顧問のK先生など、たくさんの方々に熱い応援をしていただきました。選手達は本当にベストを出し切ったと思います。負けたのは監督の私の責任で、反省すべき点はたくさんありますが後悔はなく、やれることはやったという思いが強いです。
3年生の3人は、これまで様々な困難を経験しましたが、最後まで仲間を信じて自分を信じて、全員バレーでこの舞台を思いっきり楽しむことができたと思います。“全中に行って旭川動物園に行く”という目標は達成することができませんでしたが、“部活動を通して人間力を高める”という目的は達成できたのではないでしょうか。
部活動を通して学んだことをこれからの人生に生かしてこその経験なので、3人の今後の活躍を期待しています。3年生、本当にお疲れ様でした。