日誌

2022年5月の記事一覧

令和4年度生徒総会

 5月26日(木)に生徒総会が開かれました。4月から生徒会が年間目標の設定や具体的活動についてこつこつと準備を重ねてきました。学年・学級でも、生徒総会の議題に関する討議を複数回行い、学級としての意見をもって参加しました。

 本年度は、コロナ感染症の影響もあり、全生徒が一か所に集まり意見を交わすことを避け、各学級ごとに教室からのリモートという形で総会に臨みました。

【生徒会長あいさつ~リモート本部からのあいさつ】

【各教室からの映像】

 第1号議案「活動報告」から第2号議案「専門委員会月別目標」まで

は説明を聞くことが主となりましたが、とても真剣にモニターからの説明を聞いていました。

【他の学級の意見を聞く】

【各学級の採決もリモートで】

  第3号議案「小松原中の良いところ改善すべきところ」や第4号議案「校則について」は各学級ごとの意見を出し合いながら、活発な質疑応答が行われ、とても充実したものになりました。

 

地域のために~できることを精一杯

 5月25日(水)に3年生が地域貢献活動として、地区体育館周辺の花壇整備をしました。

 昨年度、ボランティア活動で美しい花をたくさん植えました。春を過ぎて、新しい草花に変わる前の除草作業を行いました。

 

 はじめに作業の手順を聞き、一斉に取りかかりました。突然現れる虫や土中の根っこに苦戦しながら、草花をきれいに取り除きました。

 50分程の時間でしたが、取りかかった時とは見違えるほどさっぱりときれいになりました。次は、土づくりの後に花の苗を植えるそうです。

 花壇いっぱいに植えた草花が、地域の方々を和ませることができるように、今後もボランティア活動を進めていきます。

ユニセフキャラバンがやって来た

 5月12日(木)ユニセフキャラバンが本校にやってきました。

 今回は、ユニセフ(国連児童基金)の組織紹介と活動を広く知らせる目的と世界の子どもたちがおかれている状況を知ってもらいたいという思いをもって、全国を回られたということです。日本ユニセフ協会の学校事業部の金子部長と高円主任の2名と宮崎県ユニセフ協会職員の8名が来校されました。

 はじめにユニセフの組織紹介と活動内容の説明がありました。世界全体に広がる大きな国連組織の中に、その目的ごとの細かい組織が編成されていて、子どもたちの命と健やかな成長を守るために活動する機関がユニセフだと説明がありました。

 そのための様々な活動を行う中で、本校の生徒に、同じ子供の視点で世界の子どもたちの実態を知ってもらうことで、それぞれの生徒が何ができるか、何をしようかと考えて行動に移すことを願っているとのことでした。始業式の日に校長先生が話された「グローカル化」の話と通じています。

  【生きるために濁った水を運ぶ体験】

 話の中で、生きるための水を毎日8時間ほどかけて汲みに行く子ども。しかも、その水は濁ったたまり水だという現実を知り、ネパールで使われている真鍮(しんちゅう)製の水がめに水を入れて持つ体験をしながらそのつらさを感じ取りました。

   【子どもたちの命を守る蚊帳】

 また、幼い子どもがマラリアなどによってたくさん亡くなっている状況に、日本では考えられない状況が世界の各地にあることを知るとともに、日本の企業技術でマラリア予防の蚊帳(かや)を作って支援していることも学びました。

 最後に学年の代表生徒2名が「同じ年代の子どもたちが私たちの生活とはかけ離れたつらい生活をしていることがわかりました。」「自分たちの生活を大切にするとともに何ができるかを考えたい。」と感想を述べました。