部活動

都城地区中学校秋季体育大会~女子バスケットボール部~

 会の振り返りとして結果は2敗してしまいましたが、一人一人のスキルが上がり、コート内の選手もコート外の選手も成長できた2試合だったと思います。特に一試合目は、始めの点を相手に取られその流れのまま、2Qが終わり、その頃には24点差がついてしまいました。試合前、顧問の先生から、「3Qで勝敗は決まる」と言われていたのを思い出し、「絶対に負けるものか、3Qこそ本当の勝負だ」と思い、円陣を組んで声を掛け、みんな同じ思いで3Qを迎えました。始めはきつかったり、思い通りにはなりませんでしたが、途中から一気に五十市の流れになり、一桁の点差まで追い詰めることができました。「勝てる」希望が見えて、これまでにないくらいの団結力ができました。逆点をめざし得点を重ね、この試合に勝てるようコートにいる選手は力の限りプレイし、ベンチの選手も気持ちの入っている応援をしていました。しかしブザーがなってしまい、結果46対52で負けてしまいました。すごく悔しかったですけど、私は初めての公式戦で、こんな成果を出すことができて、達成感があります。悔しさというより充実感の方が大きかったことを覚えています。県大会を目標としているのので、こんな気持ちになってはいけないないと思いましたが、周りを見てみると試合に出ていた人、そうでない人、みんなが勝ったかのような笑顔で「ナイスファイト」と言い合っていて、「みんな同じ気持ちなんだ、全員真剣に試合に挑んでくれたんだ」と嬉しく思いました。 この大会を経て、「結果が全てではない」ということも実感できました。それでも、次の春季大会では、結果を残すためには、学校生活をきちんとすることが大切だと思います。部活動よりも学校生活の時間の方が長いなら、学校生活で、時間に間に合う、気配りをする等、凡事徹底ができるとその態度が学校生活が部活動に繋げられると思うので、春季大会まで学校生活をきちんとすることを心掛けたいです。

女子バスケットボール部キャプテン 木山 葵