西岳地区防災研修会【1月26日(金)】
「新燃岳の爆発的噴火による教訓を後世に伝えること」や「毎年1月26日は『西岳防災の日』と定め、防災意識を高めること」を目的として、西岳地区防災研修会に参加しました。
当日は、講師のNPO法人宮崎県防災士ネットワーク都城支部長の方の講話を中心に、本校生徒だけではなく、地域の方々も参加されました。そして、これからの災害に備えることができるように、「西岳地区ならでは」の避難方法や防災対策について考える機会となりました。
研修会後の生徒の感想の一部を紹介します。
○ 参加して学んだことは3つあります。
1つめは、自分たちが生まれてすぐに、これだけ身近な新燃岳が大噴火していたことを知り、自然災害は予想していても、想定外のことが起こるので日頃から備えておくことが大切だと学びました。
2つめは、自分で自分を守ることも大切だし、近くの人たちで助け合うことも大切で、そのためには、あらかじめ近所の人たちのことを把握しておくことが周りの人を助けるためにも大切だと学びました。
3つめは、自然災害には地震災害だけではなく、火山災害、雪氷災害、斜面災害の4つの分類があることを知りました。
今回学んだことを活かして、自然災害などに備えていきたいと思いました。
○ 今回の防災研修会に参加して、地震や火山噴火など自然災害のことに興味を持つことができました。ここ西岳地区は、津波の影響はあまりなく安心できますが、土砂災害や火山噴火もあり、考えなくてはならないことがたくさんあります。また断層やプレートの図などを見て、知らないだけで身の回りには危険がたくさんあることを知ることができました。そして災害が発生する前から避難をしたり、準備をしたりすることがとても大事だと分かりました。また、自分や住んでいる町だけではなく、日本そのものを見て、これまでよりも深く、広く知識をつけることが必要だと改めて感じました。身の回りの危険や、日本について知ることができて、とても勉強になったし、楽しかったです。