日誌

情報安全教室

 6月28日(月)6校時、情報安全教室を実施しました。
 都城警察署少年補導職員 千代森亜矢様、長﨑美子様においでいただき、インターネットやネット社会の恐ろしい側面について講話をしていただきました。スマートフォンやタブレット、パソコンは安全に使用すればとても便利なものですが、1つ間違えると犯罪者にも犯罪被害者にもなり得るものです。SNSはとても便利なツールですが、相手の顔が見えないので自分の書いた内容を相手がどう受け取っているかわかりにくいし、ついきつい文章になってしまうことも多々あります。コミュニケーションアプリでの喧嘩が、殺人事件に発展した実例やインターネットゲームのトラブルからの高額請求、いじめにつながった実例なども紹介していただきました。
 また、次のような状況があれば、もうすでに「スマホ依存症」だそうです。心当たりはないでしょうか。
 〇 決められた場所での使用や使用時間が守れない。
 〇 日常生活より(起床、食事、学習入浴、就寝など)よりゲームを優先する。
 〇 悪影響があると分かっているのにやめられない。
 「スマホ依存症」は様々な悪い状況を招くそうです。コミュニケーション能力の低下。生活の乱れ。成績の低下。授業中や仕事中の居眠り。犯罪。ゲーム障害。視力低下。運動不足。引きこもり。昼夜逆転。睡眠障害。家庭内暴力。ここに挙げた事例は「スマホ依存症」が引き起こす結果のほんの一部です。
 これから先の世の中で、ネット社会と全く関わらずに生活するのはとても難しいかも知れません。使用することを前提で、家庭で決まりをつくって、使用時のルールやマナーを守ることが大切だということを感じさせられるお話でした。
 千代森様、長﨑様とても大切なお話を聞かせていただきありがとうございました。