校長あいさつ

 本年度の異動で赴任しました校長の上徳浩太郎(うわとくこうたろう)です。

 有水中学校は、昭和22年5月8日に創立され、当時は本校、四家分校を合わせると全校生徒250名を超える生徒が在籍していた伝統ある中学校です。これまで培われた校風や地域とのつながりを大切にし、未来を生き抜く生徒たちが、しあわせを掴めるよう、職員一同取り組んでまいりたいと思います。

 本年度は、全校生徒数27名、教職員数12名でスタートいたしました。本校の教育目標は、「生き抜く力をもった笑顔あふれる生徒の育成」です。生徒たちが自身の人生をしあわせに生き抜くためには、一人ひとりが「しあわせ」の価値観をもつことが大切になります。さらに自分自身が大切にされている、支えてもらっていると感じる感性、人のため、地域のためと頑張るという主体性や行動力が具わっていることが重要だと思います。

 そこで本年度は、学校経営ビジョンを「人間力の育成と夢の実現をめざした学校づくり」とし、学校生活や行事の中で「自立できる生徒」の育成を行っていきます。自分にできることは努力を惜しまず、できないことは他人に助けを求めながら、ともに夢の実現に挑戦していく。この行動力が取れるようにしていきます。

 最後に、保護者の皆さま。中学校時代は、生徒にとって心身ともに大きく成長していく時期です。迷ったり、悩んだりすることもあると思います。学校、家庭。地域が連携し、時に優しく、時に厳しながら、生徒がしあわせに向かって進んでいけるようにしたいと思いますので、どうぞ学校へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

   都城市立有水中学校

   校長 上徳 浩太郎

経営方針