日誌

命の教育・世界人権週間②

 12月6日(月)~10日(金)の「命の教育・世界人権週間」一環として、12月2日(木)朝自習の時間を活用して、「人権集会」を実施しました。この「人権集会」は生徒会が企画したものです。最初に生徒会書記から「人権や人権週間」についての説明がありました。そして、この集会のメインは絵本の読み聞かせでした。絵本は「あしなが」というタイトルでした。
 次のような内容です。
 「あしなが」という名前をつけられたすらりとした美しい犬が、「でっかい家に住んでいてごちそうを食べている」とか「子犬や小ねこをたべちゃった」といううわさを立てられ、野良犬の間でそう決めつけられていました。ところが本当は「あしなが」も野良犬であり、心の優し犬であるということを知った野良犬の「けん」が仲間に話をしたことから、「あしなが」と「けん」の間に友情が生まれ、他のみんなとも仲良くなります。
 小さな子どもにもわかるような易しい話でしたが、内容がとても深く、考えさせられるお話でした。生徒の真剣な表情が、心にしみたことを物語っていました。