日誌

命の授業

 2月22日(月)6校時、全校生徒向けに「命の授業」を実施しました。
 宮崎県助産師会 か母ちゃっ子くらぶ 助産師 上原えり子様をお迎えして、「生命を尊重する態度や性に関する正しい知識を身につけさせる。」ことをねらいとして、「命の大切さ」についての講話をしていただきました。
 講話の中で、上原様から次のようなことをお聴きしました。
 ・助産師のお仕事が出産のお手伝いだけでなく、多岐にわたること。
 ・命は代々受け継がれていて、誰一人がかけても自分は生まれていないこと。だからこそ自分や家族、友人の命を大切にして欲しいこと。
 ・自分を支えてくれる人が必ずいること。
 ・女性と男性は体の違いもあるけど、心にも違いがあること。
 ・見た目の性と心の性が一致しない人もいるが、それも1つの個性であり、みんな違ってみんないいこと。等
 また、講話の途中で、お母さんのおなかの中に命が宿った直後の小さな赤ちゃんから、生まれてくる直前の大きくなった赤ちゃんまでと同じ重さの人形を、小さい方から順番に抱かせていただきました。ずしりと感じた体重に、妊娠中の赤ちゃんが大きく成長することを、実感できた生徒が多かったようです。
 この授業を通して、生徒は改めて「命の大切さ」を感じることができたように思います。思春期の真っただ中、人間関係に悩み、将来について悩み、成長について悩みながらも、仲間たちと切磋琢磨しながら頑張っている生徒たちです。授業後の感想にも素直な気持ちを書いていました。命の尊さ・すばらしさについて心に深く感じることができる講話となりました。上原様、ありがとうございました。