日誌

理科の実験


 6月5日(水)、2年1組が理科の実験に取り組みました。この日のテーマは、「化学カイロ、冷却パックを作ろう。」でした。生徒は自分たちで作った化学カイロや冷却パックを触って、「暖かい。冷たい。」と楽しそうでした。

 化学カイロや冷却パックを作る目的は、化学反応によって熱が発生することを理解することでした。化学カイロは、決められた分量で鉄粉、活性炭、塩化ナトリウムを混ぜることによって熱が発生し、温度が上がる(これを発熱反応と言います。)という性質を利用したものです。また、冷却パックは、決められた分量で炭酸水素ナトリウム(クエン酸)と水を混ぜることによって周囲の熱を吸収する(これを吸熱反応と言います。)という性質を利用したものです。

 生徒にとって、身近なものを作ったことで、理科が実生活に役立っていることを実感できたようです。実験のまとめも各班でよくできていましたが、知識として定着するよう復習も頑張りましょう。