日誌

福祉体験学習


 12月12日(木)、1年生が都城市社会福祉協議会、山田地区社会福祉協議会の方を講師としてお招きし、体験学習に取り組みました。高齢者の日常生活における動作を体験することで、高齢者への配慮について考える。地域で生き生きと活動される高齢者からも支えられていることに気づき、感謝の気持ちをもつことがこの学習のねらいでした。

 体験内容は、車イスの体験、耳栓、視野狭窄メガネをかけた高齢者疑似体験でした。車イスの体験では、乗る方、操作する方を体験し、車イスに乗っている人の気持ちを考え、校舎内を移動しました。高齢者疑似体験では、耳栓、視野狭窄メガネをかけた状態で新聞を読んだり、カルタ遊びをしたりしました。また、肘・膝サポーターや錘付きベストを着用した状態でバスケットボールをすることで、高齢者の動きを体感することができました。

 高齢者に限らず、他者への思いやりが何よりも大切なのではないでしょうか。これを機会に、高齢化が著しく進行している山田地区のことを考え、地域のために何ができるかを考え、行動する生徒になって欲しいと思います。