日誌

2019年7月の記事一覧

漢字検定試験


 7月12日の放課後、漢字検定に1年生から3年生まで、33名の生徒が挑戦しました。挑戦した級は、5級から準2級までで、準2級に2名、3級に12名、4級に16名、5級に3名が挑戦しました。5級は、
小学校6年生修了程度で対象漢字数が1006字、4級は中学校在学程度で対象漢字数は1322字、3級は中学校卒業程度で対象漢字数は1607字、準2級が高校卒業・大学・一般程度で対象漢字数は2136字、合格基準はいずれも200点満点70%程度です。

 会場は緊張した空気が漂っており、生徒は最後まで問題に取り組んでいました。多くの生徒が合格していることを願うと同時に、これからも様々な検定試験に多くの生徒が挑戦し、学力を向上させて欲しいものです。

初期研修の研究授業


 7月12日(金)、校内初期研修の一環として、佐藤先生に1年2組の保健体育の研究授業に取り組んでもらいました。

 この日の授業内容は、「心身の発達と心の健康」(欲求不満やストレスへの対処法)でした。「ストレスを感じたとき、ストレスを心の中に溜め込まず解消するには、どのような対処をとればよいか考えよう。」という学習課題に対し、生徒はブレーンストーミング・KJ法を活用しながら、真剣に考え、積極的に意見交換していました。まさに、新学習指導要領に沿った「主体的・対話的で、深い学び」を具現化する授業でした。

 空き時間の先生方も数多く参観しました。放課後は、校長先生、指導教員の先生方、佐藤先生で、本日の授業を振り返り、授業力向上に向けて先輩の先生から様々なアドバイスを送りました。今後も初期研修は続きますが、研修を積み重ね授業力を向上させて欲しいものです。

あいさつ運動

 

 学年委員会は、今月から各学級で当番の生徒を決めて、7時40分からあいさつ運動に取り組んでいます。基本的に雨の日は中止なので、7月12日(金)は久々のの好天に恵まれ、あいさつ運動に当番の生徒や野球部の生徒が取り組みました。

 生徒が立つ場所は、校門と県道から校門へ向かう交差点の2ヶ所です。交差点では、本校の生徒はもちろん、県道を行き交う地域の方々へも大きな声であいさつをしていました。この運動は学年委員会だけではなく、各学級の生活委員会も持ち回りで参加していますので、校門では結構な人数がこの運動に参加しています。

 運動期間ばかりではなく、日頃から大きな声であいさつが交わせる学校になっていけばと思いました。

漢字コンテスト


 7月11日(木)、朝自習の時間に全校一斉で漢字コンテストを実施しました。生徒の自主的な取組で、学習委員会の企画によるものです。最終的なねらいは学力向上につなげることです。

 国語科の先生に依頼して作成した予想問題プリント(100題程度)の中から、50題を出題しました。学習委員会で学年ごとに採点し、学級の平均点で順位を競います。平均点85点以上の学級を表彰の対象とし、全校で最も平均点の高かった学級は「最優秀賞」として表彰されます。

 この日までに、朝自習や帰りの会の時間に学級独自の対策がとられ、コンテストへ向けての本気度が感じられました。最終的な目標は、本校の永遠の課題でもある学力向上です。今後も生徒の自主的な取組にも期待したいところです。

専門委員会


 7月10日(水)、学級専門委員会、全校専門委員会を開きました。学級で各委員会の6・7月の目標についての進捗状況とこれからの活動について話し合ったことを、代表者が集まり、全校で協議しました。

 学年委員会は6・7月の目標が「学級の絆を深めよう。」で、どの学級も学級旗の制作はできていたようです。この他、9月のかかし村まつり巡回に展示するかかしのデザインについて話し合われました。学習委員会は「授業を充実させ、学力を向上させよう。」ですが、来週に実施予定の漢字コンクールへの取組についても話し合われました。文化委員会は「本をたくさん読もう。」、「図書室の本を期限内に返そう。」でした。読書キャンペーンも企画しているようです。生活委員会は、「自転車の施錠100%。自転車マナーアップを目指そう。」です。点検活動について話し合われました。保体委員会は、「自ら健康づくりに励もう。」、「牛乳パックの給食室への返却を徹底しよう。」です。この他、すでに動き出している体育大会についても話し合われました。

 1学期は残りわずかですが、まとめをしっかりして、2学期の活動につなげて欲しいところです。

道徳の研究授業


 本校では、学力向上を優先課題として校内研究に取り組んでいます。それに先行するような形で、7月10日(水)黒木先生が、1年生で道徳の研究授業を公開しました。

 この日の授業の目標は、「食に関する世界の現状に目を向けるとともに、給食などで出される残飯や給食中の様子を振り返り、望ましい食の在り方について考えを深める。」ことでした。生徒は紙媒体、写真、動画などで提供される資料について自分で考えるとともに、グループや全体で意見を交換することで、考えを深めることができたようです。

 日本では、当たり前のように学校では給食があり、家庭の支援もあって学習や部活動に取り組むことができますが、これが当たり前ではない世界の現状もあります。食べ物ばかりではなく、すべてのことに感謝し、人や物を大切にする人になって欲しいと思います。

理科の実験


 7月9日(火)、2年2組が理科の対照実験に取り組みました。ねらいは消化の仕組みを理解することですが、今回は唾液が果たす役割について、デンプン液+水とデンプン液+唾液の2つの試験管を準備して、ヨウ素液、ベネジクト液を使って比較する対照実験でした。ピペットを使って、適量の水や唾液をとるのに苦労する班が多かったようです

 ヨウ素液はデンプンに反応します。2つの試験管を約40度のお湯で暖め、デンプン液+水の試験管に入れるとデンプンが分解されないので、濃い紫色になります。一方、デンプン液+唾液の試験管に入れるとデンプンの分解が始まっているので、うすい紫色に変わります。

 次にベネジクト液は糖に反応します。2つの試験管に安全に実験を行うために沸騰石を入れガスバーナーで熱し、、デンプン液+水の試験管に入れるとデンプンが分解されないので、変化は見られません。一方、デンプン液+唾液の試験管に入れるとデンプンの分解が始まっているので、唾液の量や分解の進行によってうすい黄色から赤褐色に変わります。

 実験後は、結果やわかったことをまとめました。次の時間はこれをもとに、デンプンが唾液によって麦芽糖に分解されることをはじめとして、それぞれの消化器官の役割についてもまとめていきます。実験したことが確実に知識につながることを願っています。

金属加工


 7月8日(月)、3年1組が技術の授業で金属加工に取り組みました。製作するのはキーホルダーです。

 5㎝×10㎝の銅板に下絵を描きます。それを、金属加工用の糸鋸などを使いながら切断していきます。この日は2時間目ということでしたが、作業にも個人差が出てきているようです。自分のデザインに沿って、銅板を切断している生徒、デザインが決まらず思い悩んでいる生徒、様々でした。切断したら、やり直しが利かないと考えれば、デザインに時間をかけたくなるのも理解できます。

 自分だけにしか製作できない、オンリーワンのキーホルダーとなります。金属加工の仕組みについても理解しながら、生活の中で使える素敵なキーホルダーが完成するよう頑張りましょう。

理科の観察実験


 7月8日(月)、2年1組が理科の観察実験に取り組みました。内容は、タマネギの皮の細胞や核の様子を観察することでした。

 はじめに堀之薗先生から作業の進め方について説明がありました。酢酸カーミン溶液を使っての染色の仕方、顕微鏡の使い方について丁寧な説明がありましたが、実際にやってみると、液が多すぎたり、ピントが合わなかったりと苦戦する班も見られました。それでも先生の支援を受けたり、他の班の力を借りたりしながら、なんとか細胞や核の様子を顕微鏡を通してスケッチしていました。

 動物の細胞や植物の他の部分の細胞と比較しながら、理解を深めていくように頑張りましょう。

あいさつ運動


 7月1日(月)、山田地域振興課の事業の一環で、駐在所、保護司の方々が朝7時20分~7時50分、校門前であいさつ運動に取り組んでいただきました。この日は雨の強い中での活動となり、大変ご苦労いただきました。ありがとうございました。

 この日から、本校も生活委員会の活動として、あいさつ運動を開始しました。あいにくの天気、また、連絡が不十分でもあり、参加者は少なかったようですが、登校してくる生徒は保護司の方々や生活委員会の生徒と元気の良いあいさつを交わしていました。

 2年生は、7月3日(水)、4日(木)は職場体験学習です。1年生は福祉体験学習、3年生は高校説明会があり、外部の方々と接する機会があります。校外でも気持ちの良いあいさつが自然とできるようにしましょう。