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避難訓練

 1月10日(水)、火災を想定した避難訓練を実施しました。実際の避難以外に都城市消防局高崎分署から3名の方に来校していただき、煙体験や避難時のポイントなどについて指導していただきました。お忙しい中、ご指導いただき、ありがとうございました。

 今回はより実践的な訓練にしようと、事前に児童生徒には訓練の日時については知らせずに実施しました。その割には、落ち着いて行動できていたようです。避難し、人数確認を押した後、クラブハウスへ移動して煙体験や高崎分署の方の話を聞きました。その前に、1月1日に発生した能登半島大地震、翌日2日に起こった羽田空港での日本航空旅客機と海上保安庁の航空機の衝突による犠牲者に追悼の意を表すため、黙とうを捧げました。訓練なので煙に有毒ガスは含まれていませんでしたが、部屋の中はほとんど何も見えず、部屋から出てくるのに苦労したようです。実際の火災ではこれに有毒ガスが含まれるとゾッとします。怖さを体感でき、児童生徒にとっては貴重な体験となったようです。また、煙の中を避難する時は姿勢を低く保つ、手探りで進むなど避難のポイントについても学ぶことができました。

 地震や火災などの災害は、いつ、どんな原因で起こるのかが予測できないものです。実際に災害が発生した時に落ち着いて行動するためにも、普段からあらゆる場面を想定しておくことが大切ですね。