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災害に備える

 11月29日(火)、8年生(中2)、9年生(中3)が家庭科の授業で、「災害への対策」を題材とした学習に取り組みました。この日は、都城市役所総務部危機管理課の方お二人を講師としてお招きし、頻発・甚大化する災害に備え、「自分達に何ができるかを考える。」、「実習・体験する。」をテーマとしてご指導いただきました。お忙しい中、ご指導いただき、ありがとうございました。

 日本は様々な地理的・自然的な条件から地震などの自然災害が多いこと、備えとして、自宅や周辺の危険・避難所を知っておくこと、家具などの転倒防止をしておくこと、寝室に家具類は置かないこと、持出品の準備などわかりやすく説明していただきました。その後は実習・体験として、救護・救出に役立つロープ技術や応急担架搬送の技術、避難所で使用するテントの設置方法を学びました。また、実際の火災現場を濃煙体験という形で煙の中を手探りで進む体験をしました。本校体育館には地域の避難所としてクラブハウスが隣接されており、保管されておる避難用品について見学しました。どの生徒も真剣な眼差しで話を聞き、実習や体験に取り組みました。あっという間の2時間でした。

 火山の噴火や洪水などと違って、特に地震は予測ができないので、最も怖いと危機管理課の方がおっしゃっていました。普段から、万が一の場合を想定して、対策をとっておくことが大切だと考えさせられた学習活動でした。