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道徳の授業(中学部)

9月29日(金)1校時道徳の授業(中学部)

中学部は7年生と9年生合同で道徳の授業を受けています。今日は、「民主主義と多数決の近くて遠い関係」という資料を使って「遵法精神・公徳心」の価値に迫る学習でした。

「集団や社会で何かを決めようとするときに大切なことは、何だろう。」というめあてのもとで考えを深めていきました。

何かを決める時、多数決というやり方のみでは、問題点が出てくる。この資料の筆者は、その点を考えさせるために「ガリバー旅行記」と「不思議の国のアリス」のどちらを見るか。①「好み」での集計結果と②「みんなにとって望ましいと考えられるのはどちらか」の集計結果を示していました。

生徒たちのワークシートには「できるだけ、全体の意見を取り入れられるような方法で意見を集約する。」「多数決だけでなく、みんなの意見を聞いて決める。」「本当に全員が納得できるのか考える。すべての意見を聞く。(否定しない)」などの意見が記載されていました。

「みんなのことは、みんなが話し合って決める。」=「民主主義」という考えにもつながっていったようで、「多数決で決めることが民主主義ではなくて、みんなの幸せを考えて全員の意見を取り入れることが民主主義の考えだと分かり、新しい考え方だと思った。今後の話し合いなどに活かしていきたい。」との感想をもった生徒もいました。

みんなの幸せを考えて・・・というところがとてもいいですね。その気持ちを忘れずに、ぜひ今後の学校生活全般において活かしてほしいと思いました。