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3年~手話講座 

 今年も、小林市手話通訳者派遣協会の徳永様と真方様にお越しいただいて実施しました。徳永様ご自身がろうあ者で、ご自分の実体験を交えてわかりやすく話をしてくださいました。

 誰かが家に来たときは健常者なら、インターホンのチャイムや人の声でわかるけど、聴覚障害者には一切聞こえないので、音を光に変えて知らせるライトを使用していることや、音の聞き分け(口の動き)が難しい言葉として、「さかな」と「酒屋」、「たまご」と「たばこ」などたくさんあり、日常場面において聞こえない人の大変さがあらためてわかりました。同時に、そういう困り感がある中でも、明るく前向きに生活されている徳永様のすごさに感心させられました。

 後半は、実際に「おはようございます」「こんにちは」「ありがとう」などの日常でよく使う手話を教えてもらい、その後、手話での自己紹介や歌に合わせて手話したりなど、大変楽しく手話の基本を教えていただきました。

 今回、聞こえない人たちは、外見からは聞こえないことがわかりません。しかし生活するときに困ることはたくさんあります。聞こえる人が聞こえない人を理解し、簡単な手話をすることによってコミュニケーションを取ることが大切であるということを学びました。徳永様と真方様本当にありがとうございました。