日誌

団技

昨日で連休も終わり、生徒達が登校してきました。

連休中は大きなケガや事故、事件などもなく、生徒達が無事に過ごせたことが何よりでした。

 

さて、5月25日の運動会では団技として『竹取物語』を行う予定です。

皆さんはお分かりだと思いますが、一応説明をすると、この競技は、運動場の中央に長さ3m程の孟宗竹を複数本置き、両側にいる白団と赤団が竹を引っ張って自分の陣地の中までもっていく競技です。

今年は生徒数が増えて、竹の本数が足らなくなったため補充が必要になりました。

竹は手に入れたのですが、そのままでは使えません。繊維が硬くささくれ立っていると危険なので、節の部分を含め、表面全体を滑らかに削っておく必要があります。

そこで、今日は体育主任と教頭先生に、電動のやすりを用いて滑らかに削る作業を行っていただきました。

本番までに、安全面に関してはこのような細かい作業も必要になります。(二人に感謝!)

 

ところで、比較的有名な話ですが、県外では「団技」という呼び方は一般的ではなく『団体競技』または『団体種目』と呼ぶこともあるようです。

実際に、今書いているパソコンで「だんぎ」と入力して変換しても「団技」が候補にないところを見ると、一般的に認知されていないのでしょうね。。

白団、赤団も県外では『白組』『赤組』と呼ぶことも多いそうです。

赤組・白組、団体競技・団体種目という言い方に、何か堅いイメージがするのは私だけでしょうか。

個人的には、団技や赤団・白団の方が生徒達のまとまりがイメージされ、運動会という雰囲気が出ているように思います。

 

生徒達が今後県外に出て運動会の話になった際、『団技』が通じないという経験をするかもしれませんが、誇りをもって宮崎のローカルな呼び名を広めてほしいなあと思います。