日誌

1/6 草餅

本日から2学期後半が始まりました。

体調不良の生徒が2名欠席だったため、全員そろってとはなりませんでしたが、休み中に大きなけがや事故もなく過ごせたことに安心したところです。

さて、今日の全校集会で、私が冬休み中に餅つきで学んだこととチャレンジしたことを話しました。

今日は、1つ目の餅つきで学んだことを書きたいと思います。

自分が小さい頃は、杵と臼でぺったんぺったんともち米をついていた記憶がありますが、中学生くらいからは我が家にも「餅つき機」が導入されました。

それまでは、大きな木の「せいろ」を使ってもち米を蒸していましたが、機械だとスイッチひとつで蒸しからつきまでやってくれます。ありがたい世の中になりました。

今回は、白い餅の他に草餅もついたのですが、その時の話です。

餅に加えるヨモギは自家製の冷凍ヨモギです。

このヨモギは、春先に摘んで緑色が濃くなるまで茹で、冷凍しておいたものです。

これを解凍して入れます。

私がつきあがったところを見計らってヨモギを入れてよいか確認したところ、母から「いったん餅を取り出さないとだめ。」と止められました。

理由を尋ねると、つきたてのもちはまだ高温過ぎるため、綺麗な緑色のヨモギがさらに茹でられた状態になり、茶色っぽくなってしまうというのです。

 また、機械でついているところにヨモギを入れると固まりになり易く、均等に混ざりにくいとのことでした。

いったんもちを「もろぶた」に取り出し、冷ましながら少しずつヨモギを加えながら、丁寧にしゃもじで混ぜ込んだものを再び機械に戻すという作業が必要になります。

プロはまた違うやり方でやるのかもしれませんが、この作業が、程よく餅の温度をさげつつ均等になるように混ぜるためには合理的だなあと感心しました。

恥ずかしながら、これまでは細かくちぎってもらったもちをもむだけだったので、つきたての餅の熱さには考えが及びませんでした。

何事にも経験は大切だと再認識させられました・・・。

それにしても、つきたての草餅にあんこを入れて食べた時のおいしさは格別でした!