7/12 シンプルに
本日の3年生の福祉体験が始まってすぐに、教頭先生がスピーカー付きのポータブルアンプを職員室に持ってきました。(下図のような機器です)
確かに電源ボタンを押してもランプがつかず、作動していません。
体験活動の際にワイヤレスマイクを使用する予定でしたが、代わりの機器がないため、仕方なくマイクなしで授業を進めていただくことになってしまいました。講師の先生方には申し訳ないことをしてしまいました。
機器の故障は当然あることですが、タイミングがいつなのかわからないのが困ります。
素人なりに、ヒューズ切れ、コンデンサ、電源スイッチの故障とかだろう・・・と考え、分解してみることにしました。
カバーを外し、テスターで基板等の気になる箇所を何カ所かテストしたのですが、問題ありません。
どうも部品や基板が原因ではなさそうですが、他に思い当たる場所が浮かびません。
これは修理か買い換えか・・・。その前にその費用をどうするか。(新品は二桁万円します)
仕方がないので、とりあえず元の状態に組み直しました。
組み立て直しながら、ふと「コンセントに刺すプラグかも」と頭に浮かんできました。
コンセントにプラグを差し、電源ボタンを押します。
反応しません。
次に、電源ボタンを押した状態でプラグの根元のコードを左右に曲げてみます。
すると、どうでしょう。ある角度で曲げたままにしておけば電源ランプがつくではありませんか。
今回は、ただの電源プラグの根元の断線でした。
このときすでに分解を始めてから1時間以上が過ぎています。
最初から電源プラグを確認しておけば良かった・・・・・・・・。
パソコンのトラブルでコールセンターにかかってくる相談でも、動かない原因がコンセントにプラグを差していなかっただけ、ということがよくあるそうです。
問題には、まずはシンプルに考えて取り組むことが大切だということを思い出しました。
ということで、プラグを付け替えることにしました。
その作業時間は5分・・・・。