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郷土PR絵画看板が完成!

郷土PR絵画看板が完成 9月2日(木) 
 夏休みから制作を進めてきた「郷土PR絵画看板」が完成し、穂北中学校の壁に設置をしました。
 画題は、穂北を象徴する無形文化財の「臼太鼓踊」、江戸からの贈り物である農業遺産「杉安井堰」、日本のふるさと・西都を象徴する古代へのタイムスリップ「古墳まつり」の3つです。
 部活動には入部していない1・2年の女子生徒5名と関係職員との協働で制作しましたが、「本校を訪れる人たちに郷土・穂北(西都)の文化の風を届けたい」、「生徒のみんなに郷土への誇りをもってもらいたい」という思いが込められています。
 設置台を寄贈してくださった「画用紙会」様、施工をしてくださった「雅建設」様にも深く感謝申し上げます。


下水流・臼太鼓踊  (国指定・無形民俗文化財)

  旧暦8月1日に、五穀豊穣と水難・火難除けの祈願をこめて南方神社・一ツ瀬川原に奉納されています。鉦方4人、歌い手4人、踊り手16人で構成され、4組に分かれて縦陣、円陣など隊形を変化させて躍動的に踊るところが特徴です。文禄・慶長の役の際、加藤清正が敵を油断させるためにこの踊りを用いたところに起源があるといわれています。
西都原・古墳まつり  (2003全国ふるさとイベント大賞・優秀賞)

  古くからの信仰の地・西都原では、600年前・室町時代から古墳のお祭りがおこなわれてきました。こうした歴史を踏まえ昭和62年に新しく考案されたのがこの古墳まつりです。「100年続くまつり」「古代へのタイムスリップ」をテーマに、西都の若者たちがスタッフとなって個性的なまつりが行われています。
杉安井堰  (treasure of Saito)

  江戸時代に児玉久右衛門が私事業として建設した井堰と水路。それ以前の穂北は水利が悪く厳しい暮らしが続いていたため、それを見かねた久右衛門が奔走し、享保5(1720)年に延岡藩の許可を得て着手。数々の困難を乗り越えて8年後に完成し、600町歩を潤すこととなった江戸からの贈り物である。