部活動

2013年10月の記事一覧

地区中体連(2日目 女子バレー)

 予選リーグを1位で通過し、2日目の決勝トーナメント1回戦は、国光原中でした。昨日と違って、負ければ終わりのトーナメント方式で、生徒の動きが悪く、緊張感が漂っていました。得点源のサーブが決まらず、リードを許す展開で、デュースにもつれる展開、1セット目を26対24で何とか取ることができました。今までは、失敗したら自分を責めて、チームのムードが悪くなる展開が多かったですが、セット間は、逆に、前向きな言葉かけが多かったです。しかし、2セット目も苦しい展開が続きました。いつもサーブがいい生徒が決まらず、点数を奪うことができませんでした。しかし、チームのためにサーブを新しくした生徒のサーブが決まり、何とか勝つことができました。
 準々決勝は、上新田中との対戦でした。優勝候補No.1のチームで、打倒上新田で練習を行ってきました。相手のスパイカーの強打に対応していた分、フェイントボールがとれず、厳し展開に、得意のサーブで追い上げるものの波に乗れず、負けてしまいました。
 「優勝」の目標が消え、チームが落ち込む中、保護者の支えがあり、気持ちを切り替えることができ、捕食を済ませ、すぐに練習に取り組みました。
 3位決定戦は、同じ西都市の妻中でした。引退した3年生を夏に大会に「県大会」に連れて行くことができず、この大会前に「お守り」も作ってもらった思い・願いをなんとしても勝利して「県大会出場!」をチームの合い言葉に試合に臨みました。しかし、相手チームも県大会に出場したい気持ちは同じですので、1点を巡る試合展開になりました。1セット目は、妻中が取り、後がない、2セット目、得意にサーブが決まり、この日初めての穂北の流れで試合をすることができました。この流れのまま3セット目と思いましたが、やはりそうはいかず、接戦が続きます。2点差がついたまま終盤に、妻が19点の時に、最後のタイムアウトを取り、気持ちを高ぶらせ、「自分たちの力で県大会をつかめ」と気合いを入れました。選手たち自身がやるしかない状況でした。しかし、24点は妻中がとり、3点差のまま、妻中サーブ。スパイクしたボールがネット上を転がり、妻中のコートに。どちらに転んでもおかしくない状況でした。絶体絶命のピンチを乗り越えても、サーブを失敗したら終わり、ミスをしたら終わる状況は変わらないまま試合は進みます。そこから連続の4得点。選手・ベンチメンバー・応援団が1つになった瞬間でした。26対24逆転で3セット目を取り、3位!県大会の切符を手にしました。
 夏休みから、前日まで、いろいろなことがあり、いろいろ悩み、いろいろ話をしました。家庭でもいろいろなアドバイスや相談に乗ってもらっていたと思います。保護者の支えがなければ、このような試合はできなかったです。本当にありがとうございました。チームが1つになったというよりも「穂北地区」が1つになった試合だったと思います。それを選手がやったことが、これからの人生に生きてくると思います。
 今度は、西都児湯地区の代表という新たな自覚をもって、がんばりますので、応援よろしくお願いします。
 2日目の結果
 穂北 2vs0 国光原(26vs24 24vs22)   穂北 0vs2 上新田(20vs25 21vs25)
 穂北 2vs1 妻(21vs25 25vs13 26vs24)
            
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