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いのちの教育週間

全校道徳

宮崎県では7月の第1週を「宮崎県いのちの教育週間」と設定し、この週を中心に「いのちの教育」を重点的に行うことで、県下一斉に「いのちの大切さ」を考える機会にしています。

 

都於郡中学校では、生徒指導主事の先生が「全校道徳」を行いました。

船が座礁し、緊急避難用ボートで避難をしなくてはならない場面設定。

「乗客は6人。救助ボートは4人乗り。どういう選択をしますか?」

 

なかなか、難しい場面です。

班で、いろんな考えを出し合います。

どれが「正解」というものではありません。

いろんな考えを出し合うこと、出し合えることが大事です。

自分の考えを伝え、他の人の考えも聞く、

そして、班の意見としてまとめる作業です。 

発表。それぞれの班の出した考えを共有しました。

 

そして、実際にあった電車のホームでの事故の話を聞いて、

一人ひとりの「いのち」は尊いものであって、

それに条件や違いなどはないことを、改めて思いました。

 

終盤は、共同作業「脱出作戦」です。

班の全員を救出するために、新聞紙の中から自分たちの名前の文字を見つけてボートに貼ります!

時間内に班全員の名前を見つけて貼るためには、協力し合わないといけません。

都於郡中の良いところの一つ「学習活動に熱心に取り組む力」です。

まさにその力が発揮されていました。

 

【全校道徳を担当された生徒指導主事の先生に、話を伺いました。】

「全校道徳として、他学年との交流、意見交換などができてとても充実した時間だったと思います。

そして一人ひとりが『いのちを大切にする』ことを考える機会の一つにしてくれたらと思います。」