2025年6月の記事一覧

　6校の私立高校説明会～真剣な表情で参加

　6月27日(金)、私立高校説明会が行われました。ねらいは、高　　

校やその学科の特色、卒業後の進路などについての説明を聞く

ことで、生徒の主体的な進路選択を行えるようにすることです。

事前の生徒のアンケートから6校（延岡学園・聖心ウルスラ学園

・宮崎日大・日章学園・鵬翔・宮崎学園）を招聘しました。昨年

度までは、体育館で全員で説明をうけるスタイルでしたが、本年

度は、聞きたい（興味のある）高校を3つ選び、その高校の説明

を教室で受ける形にしました。高校の先生方には、同じ話を同じ場所で3回していただくことになりましたが、生徒はとても真剣な表情で参加していました。

　来週、7月4日(金)は県立高校の説明会を同じスタイルで計画しています。夏季休業を前に、自分の進路をどのように選択していくか。その選択の一つの基準になる説明会といっても過言ではないでしょう。３年生が12月の最終進路決定(受験校決定)までの絞り込みがスタートした今日の説明会でした。

　6月27日(金)は、多くの人に迎えられる朝となりました。まず、　

いつも細島地区であいさつ運動をしていただいている細島町づく

り協議会の方々が細島小が振替休日ということで、今日は富島中

であいさつ運動をしていただきました。総勢15名もの方々が富島

中校門で明るいかけ声で生徒たちを出迎えていただきました。ま

た、西村市長も来校され、一緒にあいさつ運動に参加していただ

きました。

　生徒たちは、普段と違う多くの人たちの出迎えを受けながらも、

いつもと変わらない大きな声であいさつを返していました。元気のよい、さわやかなあいさつの姿に西村市長、細島町づくり協議会の方々は、大変感動されて帰られました。富島中の良さがまた一つ地域に広まっていくようで、うれしい気持ちになりました。

　6月26日(木)、本年度初めての読み聞かせが行われました。　　

　今回は、3年生を対象に5名の読み聞かせボランティアの方々

の支援を受け、各学級で実施しました。

　生徒たちは、いつもと違う雰囲気の中で、絵本に夢中になっ

て聞いていました。中には、絵本の読み聞かせの間に、ご自分

の家族の話をされ、それにも引き込まれるように聞いていまし

た。わずか朝の「10分」の時間ですが、3年生全クラスが静かに

集中して読み聞かせの朗読を聞いていました。どのクラスから

も優しい、さわやかな風が吹いていました。

　国スポ・障スポのテーマソングに創作ダンス

　6月23日(月)に保体科のダンスの単元に国スポ・障スポのテーマ　　

ソングを創作活動でオリジナルのダンスを創り上げようとする授業

が実施されました。2027年（令和9年）に本県で開催される宮崎国

スポ・障スポに向け、大会テーマソングを創作ダンスで体験するこ

とで県民の一人として関心を高めること、創作ダンスを通して、仲

間と協力して一つのものを創り上げる喜びを感じ取らせることをね

らいとして授業を計画しました。この出前授業を開催するに当たり、

県女子体育連盟の協力をもらい、派遣されたNPO法人「んまつーポ

ス」様により、創作ダンスの指導をしていただきました。

　今回の授業に参加したのは、1年生4クラスの生徒119名です。2クラスずつの授業でしたが、６～７人が１グループとなり、そのグループごとに創作活動を行いました。歌詞の内容を、どのように表現すればよいか、みんなで真剣に話し合っていました。さまざまなアイデアや捉え方が出され、仲間と創り上げていく楽しさを味わっているようでした。いろいろと考えを出し合い、導き出した表現を各グループごとに撮影し、全グループの撮影が終わりました。

　最終的にみんなでそれぞれのグループが創作した表現を全部通して見ることになりました。この国スポ・障スポのテーマソングに合わせたこのメンバーだけのオリジナルのダンスです。モニターにそれが映し出されると、それぞれのグループから歓声があがり、一気に盛り上がりました。ダンスに対してこれまであまり興味をもっていなかった人たちも、この創作ダンスに参加したことで、ダンスへの意識が大きく変わったように思います。各グループがそれぞれ考えた創作ダンスをテーマソングに合わせて、通して見てみると大変すばらしい作品になっていました。

　授業の終わりには、みんなとてもよい表情（笑顔）をしていました。県女子体育連盟の方々、「んまつーポス」様ありがとうござました。

　ピカピカ大作戦～気持ちのよい朝のあいさつ

　６月の通学路ピカピカ大作戦が行われました。本年度３回目　　

となるピカピカ大作戦ですが、登校しながら多くのゴミを多く

の生徒たちが拾ってきてくれました。校門では、生徒会執行部

が分別するためのバケツを準備して待っていました。さらに今

回は、自主的に校門付近の清掃をしてくれる生徒も数名現れ、

とても心が洗われるような清々しい朝の光景でした。富島中生

の心意気を感じることができた瞬間でもありました。そのよう

な光景の中、登校してくる生徒の声がいつもより大きく爽やか

に聞こえたのは私だけでしょうか。とっても気持ちのよい６月

２０日の朝でした。

　6月13日(金)に講師として原田伊久美氏を招聘し、人権講演会を開

催しました。ねらいは、「自他の良さを認め、尊重し合う」生徒の育

成を目指し、普段の言動を思い返させることで、思いやりの心と絆

をもてるようにする、ということです。自他を尊重するには、人との

違いを知ることが必要です。その違いを具体的に学ぶために「バウン

ダリー（境界線）」について考えます。

　「バウンダリー」とは、自分と他人との間にある『ここから先は自

分の大事なエリア』という境界線のことを言います。例えば、「これ

以上近づかないでほしい」「これは言わないでほしい」「これはやめて

ほしい」など、自分が安心できるラインのことを指します。

　「バウンダリー」は誰でももっていて、お互いの人間関係を大事にするために必要なものです。これは、自分を守るだけじゃなく、相手の境界も大事にすることで、安心して過ごせる関係になります。その「バウンダリー」には、主に６つの種類があると考えられています。『身体のバウンダリー』・『心のバウンダリー』・『時間のバウンダリー』・『スペースのバウンダリー』・『物のバウンダリー』・『デジタルのバウンダリー』です。この講演会では、「バウンダリーを守る、伝えるってどういうこと？」とか、「バウンダリーを破られたらどうするか？」といった問いを求めながら講演を進められました。

　生徒たちも初めて聞く「バウンダリー」に最初は、戸惑いながらも講演を聞きながら、「自分のイヤと他人のイヤは違うこともあるんだ」とか「自分だけがイヤと思っていることも堂々とイヤと言っていいんだ」と理解を深めることができたようです。この講演会の後、6月16日(月)には各学級で「バウンダリーワーク」に取り組みました。特に、「イヤだ」と告げられたときに、どのように返すのかをロールプレイなどで演習し、言われた側の気持ちや適切な返し方を学びました。今後の日常生活でこの「バウンダリー」が相互に生かされた日常になることを期待したいと思います。

　6月12日(木)に生徒集会が行われました。本校では、2か月に　　

一度、生徒会が中心となり、直近で開かれた全校専門委委員会

の決定事項を報告する会として開催しています。今回は、6月6

日(金)に開かれた全校専門委員会の報告会でした。各全校専門

委員長が要点を絞り、プレゼンソフトを使い、見やすく、わか

りやすく報告してくれました。

　この会を通じて全校生徒がしっかりとそれぞれの活動に責任

をもち、また他の人の活動に協力して、学校全体がより改善さ

れていくことを期待しています。

　雨に断たられ、6月10日(火)、12日(木)に順延された軟式野球競技・男女ソフトテニス競技個人戦の結果をお伝えします。

＜軟式野球競技＞                                   　　　　　　　　　　　　　　　             　　　　　（準決勝）　　富島中　３－８　日向中                                                       

＜男子ソフトテニス＞

　　【個人戦】　（予選リーグ勝ち上がり）

　　　　　　　　　山本・石井ペア（Ｅパート1位）　　　　　　　　　　　

　　　　　　　（決勝トーナメント）

　　　　　　　　　山本・石井ペア　４－０　塩月・河合ペア（財光寺）

　　　　　　　　　山本・石井ペア　４－０　矢野・日髙ペア（財光寺）

　　　　　　　　　山本・石井ペア　２－４　高木・谷口ペア（座光寺）

　　　　　　　　　　　　　　　　（準優勝）

＜女子ソフトテニス＞                                                                         

　【個人戦】　（予選リーグ勝ち上がり）

　　　　　　　　　前園・末吉ペア　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　（決勝トーナメント）

　　　　　　　　　前園・末吉ペア　２－４　敷田・柄本ペア（美々津中）

　日向地区中学校総合体育大会2日目、個人戦種目の結果をお知らせします。本日の本校選手が出場した個人戦競技はバドミントン競技です。

【男子バドミントン】

　　＜シングルス＞　（優勝）　三浦　湊士　

【女子バドミントン】　

　　＜ダブルス＞　　（優勝）　田中　悠月・松葉　悠月ペア

　　　　　　　　　　（３位）　中尾　結芽・福田　星桜ペア

　本日（6月8日＜日＞）は、残念ながら雨天となり屋外の競技（軟式野球・男女ソフトテニス）は順延となりました。なお、明日の天候も雨天の予想のため、実施は10日（火曜日）以降となりました。

　本日は、実施された屋内の団体競技（男子バスケットボール、男女ハンドボール）の結果をお知らせします。

【男子バスケットボール】

　　＜決勝Ｔ準決勝＞　富島中　３７－７０　日向中

　　　　　　　　　　　　　　　　（第3位）

【男子ハンドボール】

　　　　　富島中　３８－３２　大王谷中

　　　　　　　　　　（優勝）

【女子ハンドボール】

　　　　　富島中　３６－２２　大王谷中

　　　　　　　　　　（優勝）

　日向地区中学校総合体育大会陸上競技は、他競技より一足早く5月31日(土)、6月1日(日)に開催されました。

その結果をお知らせします。

＜陸上競技＞

【共通男子２００ｍ】　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　＜予選＞　2組　貝沼　泰志　24秒92　1位（決勝進出）

　　　　　　　2組　林田　爽佑　37秒35　5位

　　＜決勝＞　貝沼　泰志　23秒97　2位（県大会出場）

【共通女子２００ｍ】

　　＜予選＞　2組　本部　恵惟　33秒98　4位（決勝進出）

　　　　　　　1組　小田口　令花　35秒16　5位

　　＜決勝＞　本部　恵惟　34秒72　8位

【共通男子８００ｍ】

　　＜決勝＞　長池　海智　2分11秒20　2位（県大会出場）

　　　　　　　中田　絢悠　2分31秒75　4位

【低学年男子１００ｍＨ】

　　＜決勝＞　柏田　暁來　21秒47　1位（県大会出場）

【低学年男子４×１００ｍＨ】

　　＜決勝＞　富島中（①柏田②林田(爽)③高山④中田）63秒31　3位

【共通男子砲丸投げ】

　　＜決勝＞　林田　悠生　５ｍ48　1位（県大会出場）

【1年女子８００ｍ】

　　＜決勝＞　河野　未來　3分09秒37　2位（県大会出場）

　　　　　　　泉口　優瑚羽　3分26秒67　3位

【共通男子走幅跳】

　　＜決勝＞　山田　優陽　4ｍ44　1位（県大会出場）

　　　　　　　高山　優翔　2ｍ51　5位

【3年男子１００ｍ】

　　＜予選＞　2組　貝沼　泰志　11秒99　2位（決勝進出）

　　　　　　　1組　尾崎　海斗　13秒70　5位（決勝進出）

　　＜決勝＞　貝沼　泰志　11秒85　2位（県大会出場）

　　　　　　　尾崎　海斗　14秒03

【2年男子１００ｍ】

　　＜決勝＞　山田　優陽　13秒17　4位

　　　　　　　塩田　和樹　13秒75　5位

　　　　　　　林田　悠生　14秒77　7位

【共通男子４００ｍ】

　　＜決勝＞　尾崎　海斗　63秒51　4位

【1年男子１５００ｍ】

　　＜決勝＞　林田　爽佑　6分44秒19　3位

　　　　　　　高山　優翔　6分44秒61　4位

【2年男子１５００ｍ】

　　＜決勝＞　中田　絢悠　5分11秒86　1位（県大会出場）

　　　　　　　柏田　暁來　5分37秒02　3位

【3年男子１５００ｍ】

　　＜決勝＞　長池　海智　4分34秒49　1位（県大会出場）

【共通女子４×１００ｍＲ】

　　＜決勝＞　富島中（①小田②河野③泉口④本部）61秒81　3位

　令和7年度日向地区中学校総合体育大会メイン開催の1日目が

終了しましまた。その結果をお伝えします。

＜男子ソフトテニス＞

（団体戦）　　富島中　２－１　東郷学園

　　　　　　  富島中　０－３　財光寺中

　　　　　　　（団体戦2位）

＜女子ソフトテニス＞

（団体戦）　　

　　【予選リーグ】　富島中　２－１　美々津中

　　　　　　  　　  富島中　３－０　平岩小中

　　【決勝Ｔ～準決勝】　

　　　　　　　　　富島中　 ２－１　財光寺中

　　【決勝Ｔ～決勝】

　　　　　　　　　富島中　 ０－２　美々津中

　　　　　　　　　　　　　　（2位）　　　　　　　　　　

＜サッカー＞

　　　　富島・門川・大王谷合同　０－１　日向中

＜男子バスケットボール＞

　　　　富島中　４８－４５　門川中

　　　　富島中　３４－６２　財光寺中

　　　　（Ｂパート2位で決勝Ｔ進出）

＜女子バレーボール＞

　　　（予選リーグ）

　　　　富島中　２－０　美々津中

　　　　富島中　２－１　門川中

　　　（決勝）

　　　　富島中　０－２　財光寺中

　　　　　　　　（2位）

＜男子バドミントン＞

　（団体戦）　　富島中　２－１　日向中

　　　　　　　富島中　１－２　門川中

　　　　　　　富島中　１－２　財光寺中

　　　　　　　　　　　（3位）

＜女子バドミントン＞

　（団体戦）　　富島中　３－０　日向中

　　　　　　　富島中　２－１　門川中

　　　　　　　富島中　２－１　東郷学園

　　　　　　　富島中　３－０　財光寺中

　　　　　　　　　（全勝で優勝）

＜剣道＞

　（女子個人戦）　【1回戦】

　　　　　　　高山茉桜（富島中）　敗退　　門川中

　6月3日(火)は、校区内の小学6年生を招いて、地区中学総体の壮行会　　　

を見学してもらうという催しを企画しました。中学総体を前に3年間の

集大成となった部活動の最高のチーム状態となっている今を見てもらい、

自分たち自身もさらに集団としての力を高めていこうとする姿勢を養う

ことがねらいです。

　小学生は午後2時を目途に本校に集合し、まずは1年生の授業見学を行

いました。1年先輩である中学1年生の授業を見学することで、身近な先

輩たちがわずか数ヶ月でこのようなたくましい中学生になっていること

を感じてもらい、自分たちもそこに近づこうとする気持ちを育ててもら

えたらと思います。

　後半は、地区中学総体壮行会の見学です。地区中学総体に出場する１０の部活動の主将が意気込み（抱負）を述べました。各部とも主将の言葉の後、大きな声の返事が聞かれ、気合いの入った様子がうかがえました。小学生たちは、その迫力に圧倒された表情でしたが、自分たちも数年後はこうなりたいという憧れみたいな気持ちも描いているようでした。

　この壮行会の最後には、校長・教頭先生より各部に激励の意味でジュースの差し入れも配付されました。ぜひ、1団体、1人でも多く、県大会に出場してほしいと思います。

　学校通信６月号を発行しました。

　　右側の青文字をクリックするとダウンロードされます　→　学校通信６月号

　　ピカピカ大作戦（毎月第3金曜日実施）　

　本校では平成２４年度から常時活動として、このピカピカ大作戦と　

いうボランティア活動に取り組んでいます。通学路に落ちているゴミを

拾い、通学路をきれいにする中で、地域への恩返しの気持ちを高めるこ

とを目標としています。当日の朝、校門でボランティア担当の生徒が拾

ってきたゴミを預かり、分別を行い、収集します。本年度２回目（毎月

第３金曜日）になりますが、全校生徒が積極的にゴミを拾い、多くのゴ

ミが集まっています。この行動が、ゴミを散らかさない運動に広がった

り、ゴミを拾うことで地域の方々とつながったりと子どもたちにとって

大変好循環をもたらす取組になっていると感じます。

　令和７年度生徒総会が５月２９日に開催されました。会の冒頭で　

中尾結芽会長が「年に１回のこの生徒総会が富島中生にとって有意

義な会になるよう皆さんの協力をお願いします。」という挨拶を皮

切りに、話し合いのルールや議長選任等を行い、議事に入っていき

ました。議事では、椎屋雄吏さんと髙尾桃花さんが議長を務めてく

れました。第１号議案では、生徒会の予算案について、第２号議案

については、７つの専門委員会の年間目標及び活動計画についてそ

れぞれ審議がなされ、承認がなされました。第３号議案については、

富島中学校が伝統的にに行っているボランティア活動についての提

案でした。通学路ピカピカ大作戦では地域に貢献し、ペットボトルキャップ回収では発展途上国の子どもたちをワクチン購入で救うという取組です。これらは、いずれも承認され、本年度も実施することになりました。第４号議案では、本年度の生徒会スローガンが決定しました。スローガンは「富中ｃｏｌｏｒ～地域を彩る１年～」です。このスローガンには、ｃｏｌｏｒと「富島中『から』はじめる」をかけ、富島中生徒の個性（ｃｏｌｏｒ）を生かして、地域に貢献することで地域を彩りたいという思いが込められています。

　第５号議案の全体討議では、「全校生徒が落ち着いた学校生活を送るために、私たちができることは何だろう。」というテーマをもとに話し合いました。多くの意見が出される中、「先生や発表している人の方を見る」、「人の意見を尊重する」、「２分前着席開始の徹底」の３つの意見の中で、「人の意見を尊重する」という取組事項に決まりました。落ちついた学校生活を送るという課題を自分たちで提起し、自分たちで解決しようとしたこの話し合いは大変意義のあるものです。いや、意義あるものにするためにこれからの日常が大切です。

　　学校通信５月号を発行しました。

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　4月17日は、避難訓練が行われました。年度当初のこの時期に避難訓練　

を実施するのは恒例で、入学式が終わり、全学年が揃ったのを機に毎年行

っています。富島中学校は、海抜３ｍ程度のため、想定される十五ｍ級の

津波に備え、高台への避難が急務です。そこで、昨年までは仏舎利塔を避

難場所の一つにしていましたが、途中塩見川に向かって避難する場面があ

ることや急勾配を駆け上がるには、相当な体力が必要であることなどから

元の日知屋公民館前に避難することにしました。生徒たちは、事前の学習

を生かし、一生懸命走って避難することに専念していました。最上級生で　

ある三年生の姿勢が入学したばかりの一年生にも伝わった瞬間でした。

　4月9日(水)は、第79回富島中学校入学式が行われました。その学校長式辞の内容を一部紹介します。

（中略）本校は、創立７９年を迎える市内で最も伝統のある学校です。

富島中学校の学校教育目標である、「夢をもち、生きる力を身につけ、豊かな心　

をもった生徒の育成」を目指し、教職員全員でその目標達成のために努めてお

ります。ぜひ、皆さんも同級生や先輩、そして先生方と一緒に、未来に向かって

進んでいきましょう。（中略）

　さて、これからの中学校生活を楽しく、充実したものにしていくために、今日

は二つのことをお願いしたいと思います。

 　一つ目は、「夢」に向かって、「努力」し続けて欲しいということです。

（中略）あの数々のディズニー作品をつくったウォルト・ディズニー氏は、夢について次のようなことを言っています。「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないで欲しい。すべては一匹のねずみから始まったということを。」（中略）

　二つ目は、人とのつながりを大切にして欲しいということです。

　これは、昨日の始業式でも２年生、３年生に話しました。「人とのつながり」とは、一体どういうことでしょうか。あの東日本大震災が起きた時に、大きな被害を受けた人たちが、少しずつ復興していく中で、「『人とのつながり』の大切さをこれほど感じたことはない。」と口々に言われていました。

　人は、「支え」・「支えられ」ながら生きています。日常では気付きにくいですが、困難に遭遇した時、人の支えのありがたさに気付かされます。そうであるならば、普段からその「つながり」を意識した人との関係づくりが大切になってきます。一人で何かをやり遂げる喜びもありますが、みんなで何かを達成できれば一人の時とは比べものにならないくらいの大きな喜びになります。そういったみんなで何かをやり遂げられるための強いつながりを富島中学校でつくっていってください。

　この富島中学校では、学級、部活動、生徒会と集団で何かをやり遂げる場面がたくさんあります。しかし、ただの集団なのか、つながりのあるチームになるかでは大きな差があります。ぜひ、後者のつながりのあるチームとして活動してくれることを願っています。

　以上、「夢に向かって努力し続けること」、「人とのつながりを大切にすること」の２つを皆さんにお願いしました。（後段省略）

　本年度、歴史と伝統のある富島中学校の校長として赴任しました　山之口　雅彦（やまのくち　まさひこ）と申します。富島中学校の生徒が夢と希望を持ち続けられる学校として努力して参りますので、どうぞよろしくお願いします。本年度の定期異動により九名の職員が新しい富島中のメンバーとして赴任しましたので紹介します。

校長　山之口雅彦[社会]（美々津中より）　　　　

教頭　清山　茂樹[保体]（財光寺中より）

教諭　前田　啓佑[理科](富田中より)）

教諭　小玉　光洋[社会]（土々呂中より）

教諭　矢野　翔太[音楽]（日之影中より）

教諭　小泉　秀介[理科](新規採用)

講師　細川季代華[保体](新卒)

事務主事　松野　聖子（大王谷学園より）

司書　藤中　朱乃（新規採用）

　以上の九名と昨年度に引き続きの職員とで力を合わせ、保護者の皆様、地域の皆様のお力をお借りしながら『チーム富島』で素晴らしい富島中学校をつくっていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。