学校の様子

福祉体験学習

 12月17日(金)の午後、本校の1年生を対象に、福祉体験学習が実施されました。この行事は、県の福祉保健部長寿介護課が中心となり、「地域の福祉系高校と中学校との交流学習にをとおして、中学生が介護に興味関心を持ち、福祉系の高校・就職先を将来の進路選択の一つとして考えてもらいたい」との願いのもと計画されました。当日は、県立門川高校福祉科の生徒さん14名と、県社会福祉協議会の方、特別養護老人ホームで実際に介護のお仕事をされている方が来校され、講話や、レクリエーション、高校生によるプレゼンテーション、介護体験学習等が行われました。

県立門川高校福祉科2年生のみなさんです。

まずは、福祉に関する内容の、高校生によるプレゼンテーションです。

画面に映し出されたスライドを見ながら聞きます。

そして、次は介護でのレクリエーションの体操だそうです。

生徒も一緒に楽しくワンツー!ワンツー!

社会福祉協議会の方の「福祉の仕事」についてのお話。

続いて、特別養護老人ホーム永寿園で働いている田村様のお話です。

いよいよ介護体験学習の始まりです。今回は、3つの体験を順番に体験しました。

最初は、介護ロボットと、福祉用具の体験です。

この動物のぬいぐるみは、実はロボットで、あやしたりすると、自分で気持ちよさそうな表情や、鳴き声を出したりします。さわった生徒はもちろん、見ている生徒「かわいい~」の声が聞こえてきます。そう、これは、寂しさを感じる高齢者の方を癒やす働きのあるロボットでした。欲しいな~と思い値段を聞くと・・・すごい値段でした。

この機械は、自力で車椅子に乗れない方を補助するものです。車椅子に楽に乗れそうです。

次に、足に装具を装着し、足の不自由な状態を体験します。

杖をついて歩きますが、普通に歩くことがとても難しいようです。

そして、車椅子体験。
自分で乗ってみると介護される方のお気持ちが理解できたかな。

先生も参加します。

当日はMRT宮崎放送等メディアの取材もありました。この模様は、インターネットでも配信されています。(MRT宮崎放送ニュース)


ケーブルメディアわいわいの取材もありました。12月22日(水)18:30~の放送で見られます。(再放送も随時あります)

中学生から、お礼のことばです。
 
 今回の体験は、中学生にとってとっても貴重な体験になりました。高齢化社会を迎え、これから福祉の関わりは大変大切なものとなります。思いやりや優しさ等、人間として本当に大切なことを本日の体験学習で学んだのではないでしょうか。