校長あいさつ

 令和7年度4月、日向中学校は65年目を迎えました。ブレザー型の制服にネクタイ・リボンを身につけた子どもたちが、毎朝「希望の坂」をのぼってきます。元気のよいあいさつをして教室へ向かう子どもたちの姿、授業で真剣に学ぶ姿、行事で一生懸命自分を表現する姿、そして、「今日も1日楽しかった 勉強がわかった 笑顔ですごせた」という思いを心に残して家に帰れることが学校の役割と考えます。

校門にある大きな球形の石のたもとには、

「この門を初めてくぐるとき  君は可能性を秘めた希望の卵

 そして  この門を出てゆくとき  きみの個性は大きくふくらんで

 夢に向かって歩きはじめる」

とメッセージが記してあります。

 

 このメッセージが日々積み重ねられ、3年間を過ごせられるようにするために、本年度、校訓「自主  協同  健康」のもと、学校教育目標に「豊かな人間性と自他を大切にする心をもち、社会の変化に主体的に対応できる創造性豊かで自律した人間の育成」を掲げています。子どもたちが日向中に誇りを持ち、将来の夢を語り、主体的に判断し行動できるように先生方とともに教育活動を進めてきています。

 

 これからの時代を生き抜くためには、自ら学び、自らを律しながら、自らの力で立ち上がり、誰かのために動けることが重要と考えます。私たち教職員は、生徒一人ひとりの成長を一番に考え、力を尽くします。互いの尊重や信頼関係   を基盤に、子どもたちが「自律」し、周りに「貢献」でき、互いに認め合いながら「支え合い」、夢に向かって歩きはじめられるよう、教育実践を積み重ねてまいります。

 保護者・地域の皆様のご理解とご支援をお願い申し上げます。

 

    日向市立日向中学校

    第28代  校長  横山 博章