校長あいさつ
 令和6年4月、日向中学校は64年目を迎えました。令和4年度入学生より、標準服(制服)がブレザー型に変わり、ネクタイ・リボンを身につけた子どもたちが、希望の坂をのぼってきます。校門にある大きな球形の石のたもとには、メッセージが記してあります。

  この門を初めてくぐるとき       君は可能性を秘めた希望の卵

  そして この門を出てゆくとき     君の個性は大きくふくらんで

    夢に向かって歩きはじめる
 
 校訓「自主 協同 健康」のもと、3年間、子どもたちの「自立と貢献」を掲げ、先生方とともに様々な活動を行ってきました。困難な時代だからこそ、自ら学び、自らの力で立ちあがり、誰かのために動くことが重要と考えます。本年度「支え合い」を加え、「自立・貢献・支え合い」を目標としました。今、世界で起きている戦争、様々なトラブルは、「支え合う」気持ちや行動が広がっていけば、解決の方向に近づいていくはずです。子どもたちの学校生活でもいろいろな問題が生じます。困ったり、悩んだりしている人がいたら、手を差し伸べて助け、逆に、苦しいときは、助けてほしいと、声に出せるような子どもたちを育てていきたいと考えます。支え合う雰囲気の中で、さらに充実した学校生活を送らせるよう、意義のある取組みを行います。

私たち教職員は、生徒一人一人の成長を一番に考え、力を尽くします。互いの尊重や信頼関係を基盤に、子どもたちが「自立」し、周りに「貢献」でき、互いに「支え合い」、夢に向かって歩き始めるよう、教育実践を積み重ねて参ります。

保護者・地域の皆様方のご理解とご協力をお願い申し上げます。

      日向市立日向中学校  

      第27代校長 岡田 能直