そして この門を出てゆくとき 君の個性は大きくふくらんで
夢に向かって歩きはじめる
毎年、年に1回、日向市PTA会員相互の交流と活動を通して、子どもたちの健やかな成長を願い、家庭教育や学校教育の充実について情報交換を行っています。
昨年度から生徒参加型のパネルディスカッション『学校のルールメイキング』として、ステージイベントを行っています。
【ルールメイキングに関する研究大会 協議概要】
1. 開催目的とテーマ
本研究大会では、「誰のため、何のための校則なのか」を問い直し、生徒の主体性を育む「ルールメイキング」の意義と課題について、複数の学校の生徒・教員・PTA代表が意見を交わしました。
2. 主な論点と成果
財光寺中学校の校則改定事例を基に、以下の論点について議論が交わされました。
☆生徒の主体性
校則改定を通じて、生徒は「自分たちの力で学校を変えられる」という達成感と実感を得ており、主権者教育の重要な機会となりました。
☆参画と多角化
校則見直しには、生徒だけでなく、保護者や教員の意見(アンケートなど)を広く取り入れることの重要性が確認されました。
☆自由と責任
規制緩和(自由)が進む一方で、乱れへの対応や、その責任を生徒会や生徒自身がどう負うかという課題が明確になりました。「自由には責任が発生する」という意識付けの重要性が強調されました。
☆ルールの持続性
規則を「守り続ける」ためには、改定当時の熱意を後の世代(生徒・教員)に引き継ぐ仕組みや、定期的な見直しが必要であると認識されました。
☆地域との連携
学校運営協議会などを通じて、生徒が地域社会の一員として、学校と地域のあり方を共に考える場を持つことの意義が確認されました。
3. まとめ:ルールメイキングの推進に向けて
ルールメイキングは、単なる校則の変更ではなく、生徒、教員、保護者、地域がそれぞれの立場で自分事として参画し、学校や地域づくりを共に進める活動。
「当たり前」を見直す視点を持ち、何かを変える際には、時間、労力、根拠に加え、「変えた責任」を意識して取り組むことが重要。
本校の代表生徒2名も、日頃から深く考えながら学校生活を送っており、自分自身の言葉で想いを表現し、大変すばらしい意見を述べていました。生徒の考えをもっともっと深く広く知り、引き出していく必要が大人の責任ではないかと改めて実感させてもらえたと思います。
”想いを形に”できるまで、何度も議論・検討を繰り返しながら、学校のよさを最大限に出せるような方向に進められるよう、生徒、教員、保護者、地域でスクラムを組んでいけると良いです。
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