学校の様子

8月21日 沖縄県浦添市中学生平和交流会

残暑お見舞い申し上げます。

「え?もう夏休み、終わってしまうの?」と感じている中学生の皆さんも多いのではないでしょうか?約40日の期間も、思い返してみると本当にあっという間・・・ですね。さて、そろそろ2学期スタートの心の準備をしていきましょうね。

 

本日は日向市と浦添市が長年交流を継続している「平和交流会」を行いました。8月上旬には日向市内の各中学校の代表者が沖縄県を訪れ、沖縄戦の悲惨さや真の平和とはどのようなことなのか、学んできました。見学地での説明や戦争体験者のお話しを聞くことで、当時の生活や状況について「知る」ことで、それぞれの平和に対する思いやこれからの行動について考えを改めました。

今回は浦添市から代表中学生10名をお迎えし、日向中学校の生徒会メンバーとの交流会を行いました。

〇浦添市の中学生を中心に「浦添市紹介」「沖縄戦の説明」「疎開の実態」についてのプレゼン

〇講話「学童集団疎開の経緯・日向市での戦争」  講師:甲斐誠二 様

〇意見交換会

戦争を体験したことのない世代ができることは、正しく学んだことを、自分の言葉で伝え続けることなのではないか。そのために自分たちが『ピースメッセンジャー』になろう!と、決意を新たにできた交流会だったのではないかと思います。一部の人のための正義を、戦争という形で肯定してはならない・・・。両市の生徒たちは、これからもつながり合いながら、真の平和を創るために行動してくれるのだと思います。

「命どぅ宝(命こそ宝)」の想いを、永遠につないでいけるきっかけとなった交流会でした。

この日を迎えるに当たり、かなりの時間をかけて準備し、会場を整えてくれた生徒会の皆さん、本当にありがとうございました。