平成31年度以前

2018年12月の記事一覧

「保健・福祉体験学習」「思春期講座」

 12月18日(火)に、「保健・福祉体験学習」が3年生を対象に、また、翌19日(水)には、1、2年生を対象にした「思春期講座」が行われました。3年生は、助産師の方からの講話、赤ちゃんとのふれあい体験、妊婦体験、離乳食の試食など、有意義な活動に取り組めました。また、「自分の将来のために、今の自分にできることを考える」というワークショップでは、質の高い意見の交換ができていました。自分がめざす理想の人間像に近づくために、今の自分にできることや、自分には何が必要なことなのかを、再認識する機会になったことと思います。
 1年生は宮崎県立看護大学の長鶴先生による講話、2年生は講話と友達との付き合い方を学ぶワークショップを中心に「思春期講座」に取り組みました。なお、この講座には、看護大学の学生さんも一緒に参加しました。活動を通して、1年生は、自分自身に生じる思春期の変化を前向きに受け止め、自他ともに大切にする心を育むことができたと思います。また、2年生は、人間関係で基本となる「相手の気持ちになって考えること」の大切さが理解できたのではないでしょうか。

【3年生~保健・福祉体験学習】









1・2年生~思春期講座



「人権の花」運動に対する感謝状贈呈式

 12月13日(木)に、本校が取り組んできた「人権の花」運動に対して、感謝状が贈呈されました。この運動は、生徒が互いに協力し合いながら花を栽培することによって、命の大切さや相手への思いやりといった基本的人権の尊重の精神を身に付けることを目的として行われたものです。実際に花を育てることは、自然が相手のため、うまくいかないこともありました。この運動をきっかけに、諸塚中学校の一人ひとりが人権感覚を身に付け、お互いがお互いを尊重し合うことのできる集団をめざして、様々なことに取り組んでいきたいと思います。







ピア・サポート活動の取組

 本校は、本年度から3年間、ピア・サポート推進校の指定を受けています。ピア・サポートとは、生徒が相互に思いやり、助け合い、支え合う人間関係を育むために行う学習活動のことです。12月12日(水)に、全校合同の学級活動を行い、仲間で助け合って活動する「人間マシーン」などのエクササイズに取り組みました。生徒たちは、終始和やかな雰囲気の中、仲間との交流を行っていました。
 そのあと、ピア・サポートに関する職員研修を行い、県教育委員会より来ていただいた講師の先生から、ピア・サポート活動に取り組む意義や、具体的な進め方について演習もも取り入れながら説明をしてもらいました。今年から始まった取組なので、どう進めていけばよいのか不安なところもたくさんあったのですが、研修を行ったことによりピア・サポートへの理解を深めることができました。これから実践を深めていきながら、生徒の自己肯定感を高めていけるように取り組んでいきます。









租税教育国税庁長官表彰

 12月7日(金)に、本校の租税教育に対する取組に対して、「国税庁長官表彰」という大変名誉ある賞をいただきました。これは、長年にわたって本校が継続的に租税教育に取り組み、毎年、全校生徒に対して租税教育を行ったり、税に関する作文に全校あげて応募したりするなどの実績が評価されたものです。当日は、熊本国税局長から、感謝状と記念品が贈られました。今後も、これらの取組を継続させ、時代を担う生徒たちが税に対して関心をもち、税の役割や意義を正しく理解することができるよう努めていきたいものです。

人権の花植え

 12月7日(金)に、本年度2回目の「人権の花」を植えました。6月には、夏の花を植えたのですが、今回は、来年の春に咲く花を植えました。全校生徒の手によって、花壇やプランターに植えられた「人権の花」が、冬の寒さを乗り越え鮮やかな色のきれいな花を咲かせてくれることを願うばかりです。