日誌

避難訓練【不審者対応】

今日は、2校時に体育館で避難訓練(不審者対応講習)を実施しました。9月の会議で「本当に児童生徒にとって意義ある避難訓練(不審者)の実施を目指そう」と井上校長先生のお言葉のもと、講師を2名お招きして、実施しました。まず山本教頭先生から、今日の学習のねらいの説明がありました。体育館の中央部を教室に見立てて、全方向から児童生徒が不審者への対応について、①その場で見て学べる②その場で質問できる③その場で対応を聞くことができるといった工夫を行い実施をしました。架空の教室設定には、中学部3年生が「授業中に不審者が来たら?」を下学年が想像しやすいように、場面設定へ参画してくれました。中学3年生の皆さん、ありがとうございました。

実際に教室、廊下に不審者が来た場合を想定し、壹岐先生(中学3年担任)が対応をしました。「どういったご用でしょうか」と不審者に言って、生徒たちには「バリケード!」と素早くご指導ができている姿を会場で見ることができました。日頃からの訓練の成果でしょう。ここで興梠さんからさらに助言をいただきました。それは、「不審者にある程度の間合いをとりましょう」というものでした。会場の職員は自分事としてとらえる機会になりました。

そこで「子どもたちが怖くてパニックになったときにどうしますか?」との問いに先生方が「冷静に指示を出します」や「自分もパニックにならないように対応します」などの声も聞かれました。

次は、「さすまた」の使い方をシュミレーションです。生徒指導部の先生方が協力して「不審者役」「押さえる役」で出演して、実際の使い方をみんなで見て学ぶことができました。

「さすまた」についても道具で相手の押さえる部分の大切さや狙われやすい状況などの説明を受けました。最後に小学部6年生が代表としてお礼の言葉を述べました。このようなことが絶対に起こってはならないことが一番です!これからもらしっかりと今日の避難訓練を生かしていきましょう!