日誌

延岡大空襲について

6/26(木)のお昼の放送で、延岡大空襲についてのお話がありました。

昭和20年6月29日、延岡の町は大規模な空襲を受けました。朝早くから、アメリカ軍の爆撃機によって、たくさんの爆弾や焼夷弾が町に落とされ、延岡の約3分の2が焼き尽くされました。家を焼かれた人、家族を失った人、そして命を落とされた多くの方々がいました。戦後、延岡市では延岡城本丸広場に「殉国慰霊碑」が建立されました。この慰霊碑は、戦争によって命を失った延岡市出身の方々を追悼し、平和への誓いを新たにするためのものです。毎年、慰霊祭が行われ、多くの市民や関係者が参列し、静かに祈りを捧げています。6月29日(日)は、延岡大空襲からちょうど80年の節目の日にあたります。本校では、この歴史をふり返り、平和の大切さについて改めて考える機会とするため、明日は全校で黙とうを行う予定です。