日誌

第3回学校保健委員会

 第3回学校保健委員会が中学部図書館で行われました。
 今回は、宮崎県精神保健福祉センターより、藤村 涼子様をお招きし、「SOSの受け止め方」というテーマで講話をしていただき、保護者と職員が参加しました。
 全国と比べると自殺が多い宮崎県の現状や、子どもの自殺の実態についての統計データが示され、自殺予防は喫緊の課題であると改めて認識しました。
 1時間の講話はあっという間でしたが、学校や家庭における自殺予防教育の視点や、子どもを守るために大人ができることなど、たくさんの学びがありました。特に「自傷行為」とは何か、どう対応すべきかという点について、今までのイメージや捉え方との違いに驚く参加者が多い様子でした。
 子どもたちが「自分は大切にされる価値がある」「自分は大切にされている」と感じられるように、些細なことも一旦受け止めて聞く、対応するという姿勢を忘れないでいたいと思います。