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避難訓練(火災)

 5時間目に火災の避難訓練がありました。寒く乾燥する時期に多く発生する火事。冬の時期は特に「ストーブ」を使うことが増え、火事発生の原因の一つでもあります。

 今回は理科の実験中に火災が発生したことを想定とした避難訓練が行われました。

 火災発生の放送を聞き、生徒たちは窓を閉め、ハンカチ等で口元を押さえながらグランドへ避難しました。

 

 全校生徒がグラウンドへ避難できた時間は3分4秒でした。「お・は・し・も・ち」を意識して避難することができました。

 

 グランドへ避難した後に、各学年ごとに消化器を使って実際に消火訓練の練習をしました。

 消化器のレバーを引き、ノズルを火元に向けて素早く火を消します。力がある生徒は消化器を簡単に扱えますが、力が弱い生徒にとっては消化器を運んで水を放水するまでに時間がかかってしまいました。

 今回の消火訓練で本物の消化器(中身は水です)を使った体験ができました。

 

 校長先生からの講評では、学校の消化器についてお話がありました。自分たちが学習する教室のどこに消化器があるのか?学校にはいくつの消化器があるのか?家に消化器はあるのか?どこにあるのか?生徒たちは、学校生活を振り返りながら校長先生の問いを考えていました。

 

 本校には全部で21個の消化器があります。消火器は各防火対象物部から距離20m以内(大型消火器は30m以内)になるよう設置し、各階ごとに設置してあります。

 もし、学校で火事が発生したときすぐに消化器を手にできるように、教室で過ごす時や移動教室の時は注意して見てみるといいですね!

 また、家で火事が発生した時に、どこに消化器があるのか、今回の避難訓練を機に家族みんなで話し合う時間も必要ですね。

 これからの時期に発生件数が多い「火事」一人でいるときに火事の現場に居合わせた時、自分がすべき行動は何か?誰に連絡をすべきなのか?今回の避難訓練の振り返りをしっかりとしておきましょう!