学校の様子

ひのかげ近未来会議、終わる。

ひのかげ近未来会議、終わる。

10月21日(金) ひのかげ近未来会議 実施。
副町長様、教育長様をはじめ、町内外から多くのお客様に来ていただきました。
ご来場の皆様、本当にありがとうございます。

全校生徒で作り上げた見事な会場。素晴らしい環境に生徒たちは気持ちが高まる。

農業班は「農業従事者の増加」を図るため、子ども達に農業に興味をもってもらいたいと
➀農業体験 ➁農泊 を提案。自分達が実際に「体験」しているからこそ、“説得力”に溢れ自信が湧いてくる。

観光班は「若者観光客の増加」に向け、➀高千穂町とのタッグツアー ➁ご当地スイーツづくりを提案。何度も両町の役場や店舗に足を運び、「生の声」を聞いて“実現性” を求めた。


林業班は、日之影町の未来には「林業従事者の増加」が必要だとし、日之影の魅力の1つである自然を生かし、➀林業テーマパークの提案を行った。他町の事例を参考に、日之影町に「落とし込み」、“再構築→再提案”することができた。



3班全て、ネット情報はベースの部分やきっかけに過ぎず、【調べ】活動から【探究】活動へ移行済。
実際に自分で足を運び、自分の目で見て、自分の耳で聞き、自分で触って、自分の心で感じる。そして、自分の頭で考える。最後は、自分の言葉で想いを “ カタル ” 。
このサイクルが幼い頃、小学校から地域によって磨かれ、発展的・継続的キャリア教育として根付く日之影町の強さ。

終了後は各小学校区に分かれ、同じ小学校区出身の大人とのフリートーク。今回は地元中の地元の話。みんなを見ながら“次にこんな風にひざを突き合わせて話すのは成人式の時かもなぁ”なんてジーンときてしまいました。
今年、この形に挑戦して良かったと思います。






最後はお礼を全員で。まずは近未来会議3年目を迎えるにあたり、1年目からの振り返りを。
そして、最後は全員が “ ジブンゴト ” として地域への想いを叫ぶ。
文化祭でも行った「日之影の中心で愛を叫ぶ」。

1、 2年生、3年生の姿を目に焼き付けたかな。来年度も頼んだぞ。



最後に、教育長様からの温かいお言葉で。
子供たちはここで初めて“ 腑に落ちる ”。

終わったけど、終わってない。
次を見ている生徒達。これぞまさに探究活動。

ここからは個人での探究に落とし込み、さらに“ ジブンゴト ”に。
今、どの高校でも行われている探究活動に向け、
自分でできるかどうかまで追求していかなければ。

将来、学校という場を離れても、職業人として、大人として、“ 学び ”は続く。
その時、この探究型の学びが生きる時が必ずくる。
ほら、“ 学び ”って、幸せにつながる。