学校の様子

SOS出し方教室

SOS出し方教室

 9月1日の4校時に、全校生徒に向けて「SOS出し方教室」を行いました。
講師に日之影町役場 町民福祉課より保健師である伊山さんにお越しいただきました。

 
 講話の中では、人体の仕組みからはじまり、成長期における体の変化、プライベートパーツのはなし、男女交際の話や、思春期における悩みについて丁寧に話してくださいました。

 
 そして「悩みをもつことや、それに対してイライラしてしまうことはなにもおかしいことではなく順調に体が成長している証拠だから安心していいんだよ。」ということもおっしゃっていました。また、自分ではどうしようもないイライラの対処方法や、不安の解消方法を教えてくださったり、生徒に「実際にみんなはどのような方法でストレスを発散しているか。」と聞いてみたりもしました。

 生徒を代表して、保体給食委員長の梅田大虎くんが「友達が何か困っていたり、助けを求めていたりするときには話を聞いて、一緒に解決してあげられるような存在になりたいと思いました。」と感想を述べました。
 自分の心の声に耳を傾けて、「助けてほしい。」「悩んでいる。」というときにはしっかりとSOSを出すこと。また、まわりに悩んでいる子がいたときはしっかりと話を聞いてあげて、自分たちで解決できないときには信頼できる大人にちゃんと相談をすることが大切だということ。
 生徒一人一人が、自分自身の命の大切さを実感することはもちろん、相手の命や気持ちを考える尊さをあらためて真剣に考えていました。