学校の様子

始業式

始業式


始業式が行われました。

代表生徒の3名が1年間の抱負を話してくれました。


2年生の興梠真人君は、抱負を2つ掲げました。

 

「部活では今まで1500mをしていましたが、今年は3000mを中心に頑張っていきたいと思っています。距離も長くなり、練習メニューもきつくなりますが今まで練習してきたことを活かしていきます。去年は県で3番になり、合宿に参加したことで刺激を受け良い結果に繋げることができました。県大会入賞を目指し、まずは標準記録を突破したいです。あきらめず、最後まで頑張っていきたいです。
二つ目は勉強です。残り2年間しかないので、基本的なことなどをしっかり身につけ頑張りたいです。」

3年生の佐藤真優さんは、何事も一生懸命に取り組みたいと3つ抱負を掲げました。



「3年生になり、受験があるのでまずは、進路実現に向けて1回1回のテストや、授業後の復習を徹底していきたいです。2つ目に最後の学校行事となる体育大会や、文化祭、近未来会議を自分たちだけの成功ではなく周りの人を感動させられるものにしたいです。3つ目は部活です。私は5歳から剣道を続けています。練習はきついこともあるけど、全国大会を視野に入れ最後は『頑張ってよかった』と嬉し涙を流せるように、支えてくれる人に感謝の気持ちを持ち頑張ります。どんなことでも真剣に取り組み、卒業の時に日之影中生でよかったなと思える充実した学校生活を送りたいです。」

 


生徒会から3年の甲斐耀太君は、「生活整備委員長として、僕は2年生の時の反省があります。それは委員会の活動で皆と協力できなかったことです。今までやったことのない役目をもらい、『自分一人でどうにかしなければ』と思っていました。指示をうまく出せていなかったので、今度は全員で協力して盛り上げていきたいです。二つ目は挑戦することです。今までは挑戦せずに逃げてきたけど、周りの後押しや、生徒会や班長をしたことで自分に自信がつきました。これからいろんなことに挑戦していきたいです。最後に生徒会として見た日之影中のことを話します。生徒一人ひとりにもっと環境整備の意識を徹底してもらいたいです。整理整頓はきれいにできているけど、無言清掃が徹底できてないので、まずは自分自身が徹底していきます。皆さんご協力よろしくお願いします!」

 

次に校長先生が、この一学期に頑張ってほしいふたつのことをお話されました。

「日之影にはたくさんの田んぼがあり、もうしばらくすると苗が植えられます。稲は種をまく時期がとても大切で、これを間違えると芽が出ず、芽が出たとしてもたくさんの収穫が得られないそうです。これは私たちにも同じことが言え、たくさんの種をまく事、つまり挑戦(チャレンジ)をするのは、今の皆さんの年頃がちょうどよいのです。まずは種をまく勇気を持ち、より多くの事にチャレンジしてください。チャレンジすると必ず困難はやってきます。失敗しても、チャレンジし続けたからこその今があり、困難に立ち向かうからこそ成長することが出来ます。困難を乗り越える練習をすることが最も大切です。皆さん一人ひとりの可能性は無限大です。先生方、保護者、地域の人が応援しています。
2番目は、森信三さんの「時を守り 場を清め 礼を正す」の言葉です。まず1学期は『時を守り』の部分だけお話しします。「時を守る」「時間を守る」ということは簡単なことのようで、とても大切です。なぜなら「時間」だけが全世界の人に平等に与えられているからです。時を守ることはなぜ大切なのでしょうか?たとえば友達との約束の時間を守らないと、『具合が悪くなったのだろうか?』と心配し、どうして約束を守らないのかと思うでしょう。つまり「時を守る」ことは相手を大切にするということです。それは自分を大切にすることにもつながります。「宿題の提出期限を守る」も結局自分を大切にすることになりますね。
4月11日は入学式です。新入生25名の生徒に、先輩としての姿勢をぜひ見せてほしいと思います。」

 

今日から新学期、新しい先生方もお迎えし、新体制となった日之影中学校。
今日抱負を発表してくれた生徒たち以外の生徒も、一人ひとりが自分の中に目標を立て、気持ちも新たに学習や、学校生活に向けて一生懸命に取り組んでくれることでしょう。

 

意欲的に積極的にチャレンジできる環境を作っていけるよう教員一同、精一杯サポートしていきます。