学校の様子

3年生との対話


中学校生活も残り少なくなってきた3年生。


「受験終えた自分たちが卒業までに後輩に何かしてあげられことはないか」と、
今回このような後輩達との対話の場を企画しました。



まずは3年生と1年生とで対話を行います。

対話の形式は、時間を決めて3年生が後輩の各グループをローテーションで回っていきます。




後輩達にとっては、なかなか話す機会のない先輩にいろんなことを聞けるチャンスです。


1年生は緊張しており、なかなか質問がしづらい様子でしたが、
3年生が「何でも質問して良いんだよ」と優しく話しかけ、

質問内容にも「うんうん」「なるほどね」と相づちを入れながら、
緊張した気持ちをほぐして会話を広げていっていました。


「さすが三年生だな」と感心させられました。








メモ用紙にはぎっしりと聞き取った内容がまとめられていました。

 

2年生も翌日対話を行いました。



3年生は自分の将来の夢の実現のためにそれぞれどのような努力をしたのか?

今のうちに身に付けておくべき力は?




春からは、最高学年になるということもあり、次々と3年生へ質問を投げかけていました。




後輩からの質問に真摯にアドバイスをしていきます。


受験という試練を乗り越えた三年生は、
ひとまわりもふたまわりも成長し、一段と頼もしく見えました。


他学年間での交流は今までなかなか行う機会が無かったので、
このように3年生と対話をする貴重な時間がとれたことは、
お互いに良い経験になったのではないかと思います。




今日の対話を終え、1年生、2年生ともに今後の総合への意識が高まると共に、
入試や進路への目標と道筋が話を聞く前よりも明確になっていきました。

これからの各自の学習への意欲もより一層高まったことでしょう。

 

自分たちより少しだけ大人な先輩からの話は1、2年生の心に大きく響いていました。