学校長あいさつ

ようこそ宮崎県立都城西高校(都西)へ!
ホームページをご覧いただきありがとうございます。

本年度4月に着任いたしました校長の 鍋倉 一幸 と申します。本校の第16回卒業生でもあります。どうぞよろしくお願いいたします。

 最近、「家(House)と家庭(Home)との違い」について書かれた文章を目にしました。建物と家具に囲まれ、人々がただ存在しているだけの段階が「家」。そこに何らかの絆が生まれ、家族の在り方というような、独自の価値観を持ち得た状態が「家庭」なのだと。 筆者は、家がそれぞれの家庭へと深化するには、立派な家具やインテリア等ではなく、「心」が吸い込む「場の空気」が重要だと述べています。この「場の空気」を「家風」と呼ぶならば、学校においては「校風」となります。教育とは、生徒の心の内面を、目には見えない「校風」という「場の空気」によって絶えず薫陶していく、地道でかけがえのない営みであり、改めて校風の大切さに思いを致した次第です。
  かけがえのない一人一人を、あらゆる方向から教師が見守り、支援することで、まだ自分でも発見できていない自己の大きな可能性を、自分の力で引き出すことができる。
それが、都城西高校の「校風(場の空気)」であり、そう在りたいと願っています。

      『越えなければならない坂がある。越えなければ見えない風景がある。』
  私が大切にしている言葉です。中学生の皆さん、ここ都城西高校で、高校生活という坂を越え、その先に広がっている、自分にしか見えない風景を確かめてみませんか。


                              都城西高等学校長(第21代) 鍋倉 一幸
                                               (令和2年4月1日 着任)