西都商業高校あの日あのとき

にっこり ”愛”に満ち溢れた総合的な学習の時間

いつなんどきでも西都商業高校を気にかけてくださり、惜しみないご理解とご協力をしてくださっている皆さま、

元気ですかー!!
元気があれば何でもできる!!


本校生徒の元気をお伝えしたい、本校生徒の本気の取り組みを知っていただきたい、そのような思いの本校ホームページ。
今回は長いですが、

元気があれば何でも読める!!
元気があれば最後まで読める!!

梅雨の艶やかな露が艶々と輝いている、梅雨の晴れ間の6月20日(木)の6時間目の総合的な学習の時間。
今回は3つのグループに分かれて活動しました。


①のグループ
就職希望者37名。視聴覚室にて講師を招いての講演会。


講師は
株式会社トリドールホールディングス
国内事業人事部 採用支援課
伊東 将吾(いとうしょうご)さま

   


熱意ある話し方がとても生徒を引き付け、情熱溢れる姿勢が生徒の意欲を沸き立たせ、とても魂の熱い方でした。

資料をプロジェクターに映して分かりやすく視覚で訴え、話術で生徒を引き付け、常に机間巡回されて、五感を刺激する動きのある講演会でした。全体的にエンターテイメント性があり、生徒も職員も50分の講演中、笑いあり、真剣な質問ありの大変有意義な時間となりました。

以下の大きく3つに分けて公演してくださいました。

1.職業人とは
生徒にイメージしやすい質問を投げかけ、自分自身が本当は何を求めているのか、自分の適性とは、働く意義を生徒が見つけやすいように導いて下さいました。

その中で印象的だったことは、仕事は自己表現の場であり、いかに「自分らしく楽しく」働くか考える!
だから、休日や賃金など目先の求人内容だけで選ぶのではなく、そういう企業を選ぶことが企業”愛”につながり、しいては「生きがい」につながると。

本校生徒も就職先選びの基準の意識改革ができ、大げさでなく今回の講演は、生きる道そのものの改革ができたのではないでしょうか?
  
  

2.求人票の見方
本校でもLHR(ロングホームルーム)や総合的な学習の時間で求人票の見方の指導はしていますが、伊東さまは高校生が興味がわくように、あえて分かりやすくくだけた説明をしてくださいました。おかげで、スーッと求人票の内容や現状が頭に入っていきました。

また、長年採用に携わっている伊東さまが感じた「伊東全国調べ」(以下の写真参考)なるデータを示し、説明していただきました。ここで、伊東さまが危惧されていたのは、「伊東全国調べ」の結果でした。目先の損得だけ考えて企業選びをしているように感じると。「給与をもらう=仕事して価値を提供する」ということは、仕事内容は大事じゃないだろうか?と説いていました。どこかの調査会社が調べたデータではなく、伊東さま自らが全国を飛び回って調べ、感じ取った生きた情報なので、とても説得力がありました。
 これが巷で評判の「伊東全国調べ」です!

3.卒業生からのメッセージ
最後に本校から株式会社トリドールホールディングスに採用された卒業生からのメッセージを紹介してくださいました。2017年卒業で、6月より秋葉原店(東京)店長に昇格したとのこと。頑張れば、自分の適性に合って邁進していけば、若くとも店長になれると、本校生徒も希望を持つことができました。
本校卒業生をピックアップして紹介してくださってありがとうございます。


最後に本校生徒から感謝の意をお伝えさせていただきました。


②のグループ
自衛隊希望者4名。第6選択室にて自衛隊説明会。


自衛隊宮崎地方協力本部 新田原分駐所 広報員 の方々がお見えになりました。国家公務員である自衛隊について、現職の広報員から説明および今年度の状況等を指導していただきました。現職の自衛隊の方と接する機会がないので、最初は緊張気味の生徒でしたが、進路について真剣に考えているので一言一句逃さず、全ての説明を理解しようと必死に傾聴していました。”愛”国精神を持って現職におつきになっている自衛隊の姿に圧倒したと同時に、尊敬心が芽生えたようです。
  


説明会後、自衛隊のパンフレットを真剣に拝読している生徒。
今回の説明会が彼の気持ちを確かなものにしたようです。

 


③のグループ
進学希望者25名。進学先の情報を収集して把握し、より受験対策を強化していくために、進学先別に分かれて志望先の内容を調べ学習しました。


パソコン室でのパソコンを使用した調べ学習。
タブレットを使用した調べ学習。
本校生徒はICTの流れをしっかり受け継ぎ、よい情報機器の使用をしていますね。
生徒は、調べた情報に更に担当教員の知識をプラスし、より詳しく確かな情報を獲得し、進学するにあたって真剣に考えていました。
生徒が望めばいつでもどこでも進学への道しるべを示す本校職員。
まさしく生徒への”愛”情がなせる業ですね。


西都商業”愛”が大きい本校生徒。
地域”愛”が大きい本校生徒。
このように自分たちを慈しんでくれている周りに日々”愛”を感じ、また自ら周りへの”愛”を育んでいる本校生徒は、きっと就職先、進学先など帰属先でも新たな”愛”が追加されることでしょう。
企業”愛”が!
祖国”愛”が!
学校”愛”が!



3年生教室に続く階段を上がったすぐ目の前に、”愛”溢れたスローガンが目に飛び込みます。
閉校をひかえ、西都商業高校に携わってくださっているすべてに”愛”と感謝の意を敬し、本校の学年主任が音頭を取って作成してくださいました。
とにかく”愛””愛””愛”にあふれた西都商業高校です。

すぐ目の前に飛び込んできます。

さあ、これが”愛”あふれる本校3学年スローガンです!


たくさんの方々のご協力のもと、大変意義あるすばらしい時間を過ごさせていただきました。
心から感謝申し上げます。
ありがとうございます。

これからも西都商業高校への”愛”と応援をよろしくお願いいたします。