学校長あいさつ
 本校は、昭和38年の創立以来、『自律・創造・飛翔』=(自分を律して、自ら新しきを創造し、その目標に向かって飛べ)の校訓の精神に則り、今年で、創立55年を迎える、西都市に根ざした西都・児湯地区唯一の商業高校です。この間、卒業生は約9千8百有余名を輩出し、県内外を始め、多方面にわたって、先輩の方々がご活躍をされておられます。
 平成30年度、西都市の2高校の再編整備に伴い、本校は、平成29年度入学生が最後の生徒になります。閉校まで3年、年々生徒がキャンパスから減っていく中においても、活気ある学校とし、良き伝統と西都商魂を継承し、生徒一人一人の社会的職業的自立を支援しながら、西都商業高校の最後を飾ります。

 最終年度のスローガンは、「芝つゆ未来へ」です。これは、閉校スローガンである「芝つゆ未来光らせ」を実現すべく、日々、未来に向けて切磋琢磨する思いを込めています。そして、周囲の方々へ常に感謝する心や、「目配り・気配り・心配り」のできる生徒の育成を目指して参ります。さらに、学校経営の基本方針として、「キャリア教育・職業教育の充実による“生きる力”を育む教育」を基盤とした、3つの柱を立て、全職員と保護者で連携した取り組みを、実践して参ります。

【3つの重点教育目標】

 「確かな学力」の育成

○学力の向上(基礎学力の養成)、授業力・教師力の向上

 ○専門教育の充実と資格取得の推進(個に応じた条件整備と進路保証)

 「豊かな心」の育成

○規範意識の高揚と礼法・マナー指導の充実

※『挨拶』の励行と『身だしなみ・言葉遣い・振る舞い』の涵養

○主体的に学ぶ姿勢の育成

※『チャレンジする心』と『自己啓発意欲』の涵養

 ○感性豊かな心の育成

※『感動する心』・『思いやりの心』と『感謝の心』の涵養 

 「健やかな体」の育成

 ○健康教育・保健安全教育の充実

○部活動等の活性化(心身の鍛錬)

 最後まで活気ある西都商業高校を目指し、教職員が一丸となって、ますます『地域から信頼される学校づくり』に邁進していく所存です。今後とも、保護者や地域の方々・関係機関等、そして、このWebページをご覧の皆様方にも、ご支援とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

                                                                                                                   校長 田代晃一

 

 
   
 
          

学校の教育目標

生徒に基礎学力と社会人としてのマナーを身に付けさせる。そのために、基本的・汎用的能力の育成を推進するとともに、専門的な能力や態度・技能を身に付けさせ、変動する社会に柔軟に対応できる人材の育成に努め、地域に唯一の商業高校として信頼される学校を目指す。

学校の沿革