教科の様子

古道『日向往還』の痕跡探しフィールドワーク

11/18(木)には,4年生「地理」「国語」「英語」授業がコラボし,かつて熊本と延岡を結んでいた古道『日向往還』の痕跡を探すフィールドワークを実施しました。
地理受講生の4名が,GIS(地理情報システム)を活用して古地図から作成した『日向往還』の詳細なルートを,Google Classroomでクラス全員に共有し,各自のChromebook端末上で確認した上で出発しました。

既に藪になっている箇所も多かったですが,皆でかき分けて進みました。



ところどころ石垣が残っている場所もあり,100年以上前には人が盛んに往来していたのであろうという雰囲気を,なんとな~くですが感じることができました。


また三ヶ所川の岸まで降りると,昔橋が架かっていた場所に立派な石積みの基礎が残っていることも確認できました。






冷たい川を素足で渡り,対岸の兼ヶ瀬集落まで登っていく生徒もいました。


以下のURLより,生徒達が撮影した360度写真を「Googleマップ」で確認できます。
https://goo.gl/maps/5V5gqt9tDYsr8Zst6


学校に戻った後には国語の授業として,それぞれが感じたことを「俳句」にしたためる活動を行い,さらに翌日には,英語の授業においてその俳句を英訳する取組みも行われました。
学びの森・五ヶ瀬中等教育学校流の「教科横断的な学び」が垣間見えた瞬間でした。

(地理科・上田)