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 学校長あいさつ   

 宮崎県立児湯るぴなす支援学校のホームページにおいでいただきありがとうございます。

 令和6年度は小学部新入生5名、中学部新入生7名、高等部新入生10名、転入生1名、を新たに迎え、全校児童生徒89名による学びをスタートしました。  

 本校は、昭和43年6月に県立富養園小児病棟内に「ルピナス学園」として開設され、昭和54年に病弱教育の「県立児湯養護学校」(小学部・中学部)として開学しました。平成20年に「県立児湯るぴなす支援学校」に校名変更すると共に、知的障がいおよび知的障がいのある肢体不自由教育を対象とする特別支援学校になりました。平成25年に高等部が開設され、平成30年に創立40周年を迎えることができました。また、川南町にあります独立行政法人病院機構宮崎病院内に訪問教育学級を開設しています。

 初夏になると、校名の由来でもあるルピナスの花に彩られる児湯郡新富町に位置する本校の周囲には、アカウミガメの産卵地である富田浜海岸や源為朝の伝説が残る観音山があります。校庭にはシロツメクサやタンポポなどの野草をはじめ、桜や梅、果樹の木々が茂るなど、季節を五感で感じられる恵まれた自然環境の中で日々の教育活動を行っております。子供たちが選んだ「なりたい自分」である「げんき・やさしい・かっこいい」を目指す小学部・中学部・高等部の児童生徒の魅力溢れる活動の様子を「るぴなすクオリティ」として校内外に積極的に発信し、自分の良さを実感・再認識できる子供たちを育ててまいります。

 また、本年度は、「わくわく スマイル るぴなす」を合い言葉に、子供たちの「輝く瞳、笑顔はじける」学校を目指して、様々な教育活動に取り組んでまいります。

 SDGsの実現が世界規模で進められ、ICT機器の活用など情報化がよりいっそう加速するなど、子供たちを取り巻く環境は日々変化しています。今後、社会の一員として、児童・生徒が主体的に参画していくための意欲や資質・能力を育むため、職員一丸となって日々の教育実践に努めてまいりますので、保護者や地域、関係機関の皆様の御理解と御協力を今後ともよろしくお願いいたします。

令和6年4月

宮崎県立児湯るぴなす支援学校

校長 山元秀樹