2012年10月の記事一覧

校内ネットワークが不安定なので調査をお願いしたいです。

 調査の結果、ルータ機器からパソコン室までの距離(校舎の端から端)を複数の集線装置(スイッチングハブ)を使用したLANケーブルでネットワークが構成されていました。
 通信機器には、最大伝送距離というものが存在し、距離の長いLANケーブルは通信処理速度が低下する場合があります。光ケーブルで中継回線を引くなどで解消できます。
 また、その学校では教職員用と生徒用のネットワーク構成が同一セグメント(グループ)でした。この状態は生徒用パソコンから教職員用のファイルサーバなどへ接続されるおそれもあり、セキュリティの観点から生徒と教職員のセグメントを論理的に分離することを推奨します。