学校の様子

9年生デートDVについて学びました。

3月11日(月)9年生も受験が終了し、卒業前の特別時間割の時期になりました。そこで、本日は、性教育の一環として宮崎県男女共同参画センターNPO法人ハートスペースから、お二人の講師をお招きして、現在、若者のカップルの間で深刻な問題となっているデートDVについて学習しました。カップルの間で身体的暴力・性的暴力・拘束等・対等の関係ではなく一方的に支配をする関係が問題になっています。いろいろな事例について説明していただきました。今回の学習が意味のあるものになっつて欲しいと思います。

男女の関係で暴力や言葉の暴力を受けているのに別れられない理由として次のような環境があるようです。

①好きだったら嫌なことも我慢するのは当たり前だと思い込んでいる。

②相手が怒るのは自分が悪いからだと思い込んでいる。

③優しいときもあるし、そのうち変わってくれると期待している。

④別れ話をすると、キレるので怖くて話せない。

⑤やっぱりこの人には私が必要だと思う。

⑥好きだし、恋人を失うと寂しい。

嫌と言えない別れにくいのが「デートDV」だそうです。

「性」にかかわることは「命」にかかわること、相手を大切にすることとは、相手の心も体も未来も大切にすることということでした。

 暴力や言葉の暴力で相手を縛り付け、言うことを聞かせようとするような関係では幸せにはなれないということでした。

また、「NOといえる対等な関係」を築いてほしいということを十分に学んでくれたのではないでしょうか。