ワークショップ研修

Waku Wakuワークショップ研修

講話「チームとしての学校」

6月に入り、しとしと雨が続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

田んぼには小さな可愛らしい稲が立ち並び、道路沿いには鮮やかな紫陽花。美郷町全体が御田祭に向け色づき始めました。あとひと月で御田祭、今年も子ども神輿が楽しみです♪

さて、6/10に第3回メンター研修が行われました。

今回は西郷義務学の甲斐誠校長に「チームとしての学校」をテーマにお話をしていただきました。まずは、甲斐校長の経歴並びに初任校の高千穂中でお世話になった事務職員の先生のイメージのお話から始まりました。

 

 甲斐校長は当時の事務職員の先生に、事務に関するいろいろなことを教えていただいたこと、行事の準備や片付けに一緒に取り組んだこと、バレーやソフトを共にし、草刈りや奉仕活動を教えていただいたこと、ダメなことはダメとしっかり教えていただいたことなど、その方に多くを学んだとのことでした。

 

 次に文科省の推進しようとしている、「チームとしての学校」についてのお話がありました。

 「チームとしての学校」とは?

学校が抱える問題を解決していくために、教員と専門性を持つ職員が一つのチームを作りあげ、従来教員が担ってきた業務や課題をそれぞれの専門性を生かしながら連携・協働して対応することを目指すこと。

「チームとしての学校」の説明の後、国立教育研究所の制作した「学校のマネジメントモデルの転換と事務職員の役割」の動画を見ながら、これからの事務職員がどうあるべきかを考える機会をいただきました。

 

事務をつかさどる、新時代に向けた持続可能な学校指導・運営体制の構築、分散型リーダーシップ、学校機能強化etc.

 

甲斐校長は抽象的でわかりづらい内容を室員向けに分かりやすく説明してくださいました。

甲斐校長より、学校運営参画を目指す共同学校事務室の皆さんへ

得意不得意は人によって違う。

経験を重ねればできることは増える。

アンテナを高く情報を集め

自分から学校運営にかかわっていくことが守備範囲を増やす。

 

室員一同、今回の講話で多くのことを学ぶことができました。

最後に副室長の籾木さんよりお礼の言葉を伝えていただきました。

研修などで事務職員が学校運営に参画すると良いという話をよく聞いていたが、具体的に何をしていいか分からず、受け身な姿勢になっており、日常的な業務をこなしているだけになっていた。今回の講話の中で甲斐校長に具体的な学校参画の例をお話しいただいて、自分の考えていたものよりもハードルの低いものであると分かり、小さなことでも積極的にやってみることが大事であることを学んだ。これからは、「チーム学校」の一員であるという意識を持って、自分の経験や職務から、学校運営につなげられることはないか考えながら仕事に取り組んでいきたい。(後日提出された籾木さんの感想)

この研修での学びを今後活かしていけるよう、

「チーム美郷町共同学校事務室」として、

また、「チーム学校」としてそれぞれ頑張っていきたいと思います。

甲斐誠校長先生、大変有意義な時間をありがとうございました。