主催大会の様子

主催事業

工業技術発表会開催

 本年度初めての事業「工業技術発表会」を開催しました。

 本年度は、新型コロナウィルス感染拡大要望の観点から、様々な事業が中止となり、状況を見極めながらその都度、実施の可否を探ってまりました。

 現時点で、宮崎県内が落ち着いているとは言え、いつ、何が起きてもおかしくない昨今ですから、念には念を入れての対応を取らせていただきました。
 通常でしたら、発表生徒を招集し、観客を入れてのプレゼンテーションですが、本年度は、各校にて動画収録をしてもらい、その動画を持ち寄り、関係職員だけで動画鑑賞・審査を行うという形を取りました。

 動画の撮影になれていない部分もありますので、動画のできと言うことでは無く、内容重視で検討しました。

本年度は、
・都城工業「みんなが使いたくなる手指消毒ロボットの研究」
・延岡工業「私たちにできること~コロナ対策~」
・日向工業「日工版デュアルシステムの取組」
・宮崎工業「コンクリート構造物における非破壊検査方法の基礎的研究」
・佐土原「ペット用熱中症対策装置~にゃんCOOL~」
・小林秀峰「農工連携課題研究におけるパンの型製作と機械部における商工連携活動の展望」
の6作品の発表があり、コロナ関連の課題を自分たちの手で解決しようとする働きも多く見られました。どの作品も、ものづくりの基本である「誰かのために」という想いの強い作品ばかりでした。

この中から、
最優秀賞に 佐土原高校
優秀賞に 延岡工業高校
の作品が選ばれました。

受賞された2つの学校(2班)の皆さん。おめでとうございます。

 いつもとは違う発表形態にもかかわらず、素晴らしい作品の紹介がちゃんと伝わってきました。新しい変化にも柔軟に対応できる生徒のみなさんの力に感心するばかりでした。

 また、御指導いただきました担当の先生方、ご審査いただきました先生方、ご苦労様でした。

 一日も早いコロナウィルスの終息を願っておりますが、新しい発表会の在り方を模索するきっかけとして、本大会が大変貴重な会となり、無事に終了致しましたことを感謝致します。

 またいつか、このような動画発表の機会がありましたら、見やすい収録方法や動画編集方法など、映像(プレゼン)作品としてのクオリティを高めていく事にもなればとも思います。

 本日はありがとうございました。




生徒がいない発表会はやっぱりさみしいものがありました。


関係の先生方により、厳密な審査が行われました。


指導担当職員が生徒代理で表彰状を預かりました。