主催大会の様子

主催事業

全国高等学校ロボット競技大会宮崎県大会(予選会)

 8月10日(木)に佐土原高校にて「全国高等学校ロボット競技大会宮崎県大会」を実施しました。前日までの台風の影響で、会場の変更、コート準備、各校マシン調整などが全くできないまま当日を迎え、午前中に調整して午後勝負!といった大会となりました。そのような中でも、4校8台の工夫をこらしたマシンが時間いっぱい競技を行い、会場を盛り上げました。 

 本日の大会を制した3台のマシンは10月28日(土)、29日(日)に福井県で行われる全国大会に出場します。

 優勝:宮崎工業 RED_SERVO

 2位:佐土原  佐くじら発掘隊

 3位:宮崎工業 BLUE_SERVO

助成金をいただきました

 7月3日、日本教育公務員弘済会 宮崎支部 より、工業教育の研究に寄与いただきたいとのことで、教育研究部会助成金の贈呈式がありました。
 本部会では、研究に取り組む職員の支援、あらゆる研修や競技会等を開催し、ものづくりを通して生徒の技術力向上、そして人づくりに取り組んでいます。その大切な研究資金として毎年大切に活用させていただきます。
 ご支援ありがとうございます。

令和4年度 第16回 高校生ものづくりコンテスト 宮崎県大会

 6月11日(土)に「第16回 高校生ものづくりコンテスト宮崎県大会」を開催しました。

 主会場を宮崎工業高校とし、「旋盤作業」「電気工事」「電子回路組立」「測量」「木材加工」「化学分析」「家具工芸」の7部門を実施。副会場を宮崎県工業技術センターとし、「溶接」部門を実施しました。

 本年度もwithコロナ時代とはいえ、関係者全員検温・健康チェック、常に換気・消毒など、基本的なコロナ時代の生活習慣に則って行いました。昨年度は分散開催でできなかった開会式も体育館に集まって行い、「大会」という雰囲気が感じられました。

 大会当日はちょうど梅雨入りの日となり、激しい雨が降る中での大会でした。その影響で「測量」部門が外業(外での測量)は行えず、内業(計算)だけとなったことは大変残念でした。

【結果】

<旋盤作業部門>
最優秀賞 佐土原高 電子機械科3年 平坂さん
 優秀賞 都城工業 機械科  3年 中武さん
 優良賞 日向工業 機械科  3年 中里さん

<溶接部門>
=団体=
最優秀賞 日向工業高校
 優秀賞 小林秀峰高校

=個人=
最優秀賞 日向工業 機械科3年 児玉さん
 優秀賞 日向工業 機械科3年 横井さん
 優良賞 日向工業 機械科2年 川口さん

<電気工事部門>
最優秀賞 小林秀峰 電気科3年 西山さん
 優秀賞 日南振徳 電気科3年 田中さん
 優良賞 日向工業 電気科3年 甲斐さん

<電子回路組立部門>
最優秀賞 佐土原高 通信工学科3年 船ヶ山さん
 優秀賞 佐土原高 通信工学科3年 荒川さん
 優良賞 佐土原高 情報技術科2年 黒木さん

<木材加工部門>
最優秀賞 日向工業 建築科3年 山口さん
 優秀賞 日向工業 建築科2年 鈴木さん
 優良賞 宮崎工業 建築科2年 岩切さん

<測量部門>
最優秀賞 延岡工業 土木科    3年 甲斐さん
最優秀賞 延岡工業 土木科    3年 谷名さん
最優秀賞 延岡工業 土木科    3年 吉田さん
 優秀賞 都城工業 建設システム科3年 吉永さん
 優秀賞 都城工業 建設システム科3年 今村さん
 優秀賞 都城工業 建設システム科3年 野邊さん
 優良賞 都城工業 建設システム科1年 前田(陸)さん
 優良賞 都城工業 建設システム科1年 前田(莞)さん
 優良賞 都城工業 建設システム科1年 福重さん

<化学分析部門>
最優秀賞 都城工業 化学工業科2年 加藤さん
 優秀賞 宮崎工業 化学環境科3年 箸本さん
 優良賞 宮崎工業 化学環境科3年 貴島さん

<家具工芸部門>
最優秀賞 宮崎工業 インテリア科2年 岡本さん
 優秀賞 宮崎工業 インテリア科3年 木梨さん
 優良賞 宮崎工業 インテリア科1年 横山さん

 

各部門の最優秀賞を受賞したみなさんは7月9日・10日に長崎県で行われます九州大会へ出場します。

授業や部活動などで培ったあなただけの技術をさらに磨き、九州大会でもいつも通りに発揮してきてください!

 

取材いただいた 宮崎ケーブルテレビ さまの「マックン情報局」内の「ジモ通」にて紹介されました大会の模様が宮崎ケーブルテレビ様の公式youtubeチャンネルにありますので、会場の雰囲気を感じていただけると幸いです。

 ※以下の動画の著作権は 宮崎ケーブルテレビ さまにあります。情報番組なので本件以外の情報も流れます。

※写真は後日掲載予定

 

第16回 宮崎県ロボット競技大会 新人戦

 今日(3月19日)は、「第16回 宮崎県ロボット競技大会 新人戦」を県内4校(佐土原・宮崎工・小林秀峰・都城工)をオンラインコミュニケーションツール Zoom でつなぎ、開催しました。

 今回はメイン会場を佐土原高校電子機械科実習工場内に設置し、来賓として、県教育委員会高校教育課指導主事、工業部会会長、佐土原高校校長にご列席いただきました。

全景1全景2
 昨年度の同大会では、初めてオンラインでの開催を行い、「来年は集合して試合をし、同じ空間で一喜一憂したいね」と願っていましたが、1年後も変わらず、新型コロナウイルス感染症の影響は残ったままでした。

 宮崎県は最近までしばらく「まん延防止法」が適用されていたことから、1・2年生を対象としたこの新人戦用のマシンを作るには十分な部活動(製作活動・練習)ができませんでした。そのようなことから、本来開催予定でした12日を1週間だけ延期して、練習・調整の時間をとり、本日開催となりました。

 

 今回の試合も、このような事態を想定し、本年度の全国大会での競技内容のオマージュ的な内容(コートの再利用、難易度を少し下げ、追加機構等が必用になり、既存マシンの完全流用ができない内容)とし、マシンを戦わせるような対戦型ではなく、決められたものを、制限時間3分内に所定の場所へ納め、その得点と速さで勝敗を競う形としました。
 1チーム2回のチャンスがあり、得点の高いほうがチームの得点として残されます。
 1チームごとに中継会場を切り替えるには時間がかかりますので、今回は、1回戦 小林秀峰4チーム→佐土原5チーム→都城工業1チーム→宮崎工業3チーム というように、学校単位で試合・中継を行い、次の学校へバトンタッチしていくという形で2回戦を行いました。

 

  ネット中継で画面上で見るスタイルですが、なんだかビデオゲームを見ているような感覚で、他校のマシンの動きに思わず「おぉぉ」と声が出る場面もありました。

 

 今回もロボット指導担当者会の知恵と工夫で、本大会を開催することができました。逆境の時に、どうすればできるか?それが「創造力」だと思います。コロナ禍を逆手にとって、新しい形を作っていく。良ければコロナ後も継続していけばよいですし、いまいちであれば1つの経験として取っておけばよいと思います。

閉会式1閉会式2閉会式3閉会式4閉会式5閉会式6

 上記写真は閉会式の一コマです。会長が普通に話しているように見えますが、少しずつ引いてみると、ネット配信大会ならでは?!という仕組みも。。。コート全景が見えるように脚立の上に固定されたWebカメラなので、きっと外から見た人は「脚立に話しかけている・・・」と見えたかもしれません。

 本来の「大会」ならば、4Kビデオカメラやカメラスイッチング、マイクといった立派な機材も準備して行うべきなのでしょうが、今回の大会の第一はコロナ禍にもかかわらず一生懸命製作した生徒作品の披露の場の提供と4校でそれが共有できればよいという指導者の先生方の知恵と工夫の手作り大会であることは、この様子でうかがえるかと思います。

 

 生徒の活動が当たり前に行えるように、これからも知識と技術を使って、日常の教育活動を取り戻せたらと思います。

 企画・運営を行ったロボット指導担当者会の皆さん、短期間に素晴らしいマシンを作り上げた生徒の皆さん、ありがとうございました。

 

【結果】

  学校名 ロボット名 1回目 2回目
小林秀峰 一路邁進 30点 100点  
小林秀峰 山溜穿石 110点 150点  
小林秀峰 杯中蛇影 60点 100点  
小林秀峰 秀20MW試作2号機 170点 150点  
佐土原 150点 100点  
佐土原 TAKETHAN 200点 100点 準優勝
佐土原 ナマズ 75点 150点  
佐土原 アームハンマー 150点 200点 準優勝
佐土原 FLAT_WING 285点 285点 優 勝
10 都城工業 都工エスポワール2号 0点 50点  
11 宮崎工業 愚公移山 65点 180点  
12 宮崎工業 The first robot 35点 35点  
13 宮崎工業 奇跡(ギャンブラー) 0点 10点  

ものづくり研修(電気工事部門)

 毎年実施される「高校生ものづくりコンテスト」へ向けて、生徒の技術力ならびに職員の指導力向上を目的として、電気系ものづくり研修を今日・明日、宮崎工業高校で実施しました。今回は 株式会社 九南 さまのお力も借りて、それぞれの部材取り付けに際する注意点やコツを丁寧に指導していただきました。ありがとうございます。

 研修の成果をコンテストの結果でお返しできるように、参加者全員、真剣に取り組んでいました。