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BAMBOO MUSIC MIYAZAKI

活動スタート!!

1月11日(木)

4年生はこれまでの総合的な学習の時間において、人口減少にある都農町を、都農東小学校を魅力あるものにするために、自分たちに何ができるかを考え取り組んできました。

参照:4年生 総合的な学習の時間

3学期は、総合的な学習の時間等で地元の竹を使って楽器を作り、演奏し、地域を元気にするという取組を行います。(だから、BAMBOO MUSIC MIYAZAKIという名称がついています。)

楽器作りや演奏の指導は、9月に鑑賞教室でお世話になった成澤けやき様にお願いし、インドネシアのバリ島に伝わる竹製の打楽器を作り、演奏指導をしていただくことになっています。

参照:特別活動室がライブハウス!!~鑑賞教室~

今日は、楽器を作る竹の切り出し作業が行われました。

4年生の子どもたちはこの作業には携わらないのですが、ご協力いただく皆様に伝えたい気持ちがあるということで、玄関前にやってきました。

お仕事を休んできてくださった皆様への感謝の気持ちや、作業の際の安全を願う言葉、2月の発表会に来てほしいなど、子どもたちは自分の素直な気持ちを伝えていました。

子どもたちに見送られながら、4年生の保護者や地域の方々とともに、竹のある場所へ移動しました。

現場には、一足先に到着し作業を始めておられた2名のPTA役員さんの姿がありました。チェーンソーで竹を切ってくださっていたので、作業を円滑に進めることができました。合計12名で作業を行い、1時間半ほどで竹の切り出し作業を終えることができました。

【チェーンソーで切った竹を道路まで運び出します】

【枝葉を落として作業をしやすくします】

【切った竹に印を付け、軽トラックで運びやすい大きさに切ります】

【切った竹を軽トラックに積みます】

切り出し作業が終わりに近づいた頃、切り落とした竹の枝葉を使って、道路の掃除もしてくださいました。おかげで、路上に落ちていた竹の枝葉などがなくなり、道路を使用する地域に皆さんにご迷惑をかけずにすみました。

 

 切り出した竹は、この後の作業も手伝ってくださる地域の方のところへ運びました。

運び込まれた竹は、この後、指示された大きさに切り分けられます。

 

今日の作業について、参加者全員で事前に綿密な打ち合わせは行っていません。

全員が周囲の状況を見ながら、自分がどのような作業をすればよいのかを判断し、行動してくださっていました。だからこそ、短時間で作業が終了したのだと思いました。

作業に参加してくださった皆様は、子どもたちの学習を支えるために通常のお仕事に折り合いをつけて今日の作業に参加してくださいました。子どもたちを思ってくださる皆様には感謝しかありません。

本日、作業にご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

来週は、音階を作るために鉈で竹を割るという作業があります。

楽器にするためには1人あたり11本の竹が必要で、15人分になると165本になります。引き続き地域の方や4年生の保護者の方々の協力をいただきながら、成澤様のご指導のもと、加工していきます。

いろんな方々の力を借りて、このような大きな取組ができることを幸せに思うと同時に、保護者や地域の協力が得られる本校だからこそ、できる取組だとも思っています。

都農町の竹でインドネシアのバリ島に伝わる伝統の竹の打楽器を作り、その楽器で4年生の子どもたちが音楽を奏でる姿を想像するとワクワクが止まりません。

学習計画では、2月20日の参観日にこの楽器で演奏することをゴールとし、BAMBOO MUSIC MIYAZAKIの活動を進めていきます。今後も、この活動の様子をこのBAMBOO MUSIC MIYAZAKIのコーナーでお知らせしていきます。どうぞお楽しみに!!