2023年6月の記事一覧
再開、寺迫奴踊②
○6月9日(金)
中断している寺迫奴踊の再開へ意欲を燃やす子どもたち。
踊りの指導をしていただく方を探すため、地域の方にお願いをすることになりました。
顔も知らない地域の大人の方に電話するのはとても緊張することだと思います。
少しリハーサルも兼ねてやり取りの練習をしました。
リハーサル後、地域の方に電話をし、指導をお願いしましたが、中断して20年以上も時間が経っているため、再開するのは難しいというお返事が聞こえてきました。
しかし、寺迫奴踊の再開のために頑張りたいと思っている子どもたちは、何とか引き受けてもらえるよう、何度もお願いを続けました。
夏祭りまでの時間は短いけれど練習に一生懸命取り組むという子どもたちの熱意が伝わり、地域の方も指導を引き受けてくださることになりました。
5時間目の始まりに、代表で電話をかけた子どもたちが、5・6年生それぞれの学級で、踊りの指導を引き受けていただいたことと、最初の練習日が決まったことを報告しました。
子どもたちが自分たちで踊りの指導をお願いし、引き受けていただいた…
このことは、小学生である自分たちにも、地域の課題解決に関わることができることを実感し、いろんなことに主体的に関わろうとする意欲や自信につながる、とても大きな出来事だと考えています。
自分たちの地域に伝わる伝統芸能を再開させるために頑張る子どもたちの姿をこれからもお知らせしていきます。
再開、寺迫奴踊①
○6月7日(水)
都農神社より、
「今年の都農神社の夏祭は、コロナ前の状況に戻し、以前のように各小学校から踊り等を奉納してもらえないだろうか。」
という依頼がありました。
校内で検討し、練習期間は短いけれど、5~6年生に寺迫地区に伝わる「寺迫奴踊」に挑戦し、都農神社の夏祭の再開に協力しようという話になりました。
ただ、主役となる子どもたちに、このことをどのように伝え、自分事としてとらえ、練習に参加してもらうか考えました。
担任の先生方と相談し、都農神社からの奉納の依頼があったこと、奉納するのは寺迫奴踊にしたいと思っていることを子どもたちに提案することにしました。
説明を聞き終えた子どもたちは、過去の新聞記事や写真等から、都農神社の夏祭が伝統ある行事であることや、寺迫奴踊への地域の方の思いに触れ、今は後継者不足で中断している寺迫奴踊の再開に自分たちが協力することを決意してくれました。
さぁ、子どもたちの気持ちは固まりました。
次は指導してくださる方への協力依頼となります。
子どもたちの挑戦が始まりました!!
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電話番号
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